日本でも、ドローン(無人機)規制の動き(藪 丈二さん)

常々気になっていたクワッドコプターの野放し状況について、政府もやっと重い腰を上げるようです。

本日の産経朝刊トップニュースとして扱われております。
http://www.sankei.com/politics/news/141226/plt1412260004-n1.html

*****  以下に一部を引用  *****

政府は25日、航空法を改正し、無人飛行型ロボット(無人機)の運用を規制する方針を固めた。現状の航空法は航空機を「人が乗っていること」と定義しており、無人機への細かい規制はない。だが、災害対策や農薬散布といった無人機の利用事業例が増え、事故やプライバシーの侵害、軍事転用など安全保障上の懸念も浮上してきたことから、具体的な運用ルールを明確化する。電波法や不正アクセス禁止法など無人機運用に関連する航空法以外の法律の改正を含め、来年1月に政府の「ロボット革命実現会議」で方向性を示す。

********  引用終わり  ********


法制化について時々進捗状況を政府のHPを覗いてみることにしましょう。

この分野での先進国の動きもチェックして見るつもりです。
http://www.faa.gov/uas/media/model_aircraft_spec_rule.pdf


2014.12.26 藪 丈二







第6回ロボット革命実現会議(藪 丈二さん)_1

おはようございます。
標題に関して、以下のとおりレポートします。

第6回ロボット革命実現会議が昨日、開催されました。

冒頭、座長の野間口さんから首相へ、昨年9月から始まった約4ヵ月間の議論の取りまとめが首相へ手渡されました。

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg11160.html

http://www.kantei.go.jp/jp/97_abe/actions/201501/23robot.html


この会議の詳細に関しては、以下の資料をご参照いただくとして、H27年度の概算要求額は約160億円です。中には、面白いテーマもあり、例えば「ロボットは東大へ入れるかプロジェクト」等もあります。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/robot/


私どもラジコンファンとこの会議の関わりですが、先般レポートしましたとおり、無人機の利用事業例の増加、事故やプライバシー侵害、軍事転用等安全保障上の懸念等々が顕在化していたことから、電波法、航空法等の改正を含め「ロボット革命実現会議」で方向性が示されます。RCファンの一人として、この会議の成り行きを注視していきます


2015-01-24 06:25 藪 丈二






第6回ロボット革命実現会議(藪 丈二さん)_2

先般レポートした「ロボット革命実現会議」の第6回議事次第等が公開されました。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/robot/

「ロボット新戦略(案)」の取りまとめが議題となっています。
第1部・総論、第2部・アクションプラン五カ年計画から成る92ページの読みごたえのある資料です。

産業ロボットの定義としてJISでは、「センサー、知能・制御系、駆動系の」3要素を備えた機械としていますが、私どものラジコンヘリ(管理人注: 自律飛行可能なもの)はまさにロボットそのもの考えられます。
その観点からRCファンの一人として、政府が昨年9月に立ち上げた「ロボット革命実現会議」の成り行きには、無関心ではおれません。以下に議題の中から幾つか関連の深い事項を切り取ってみました。

1 無人飛行型ロボットのためのルール作り(航空法等)
 災害現場を始めとして、無人飛行型ロボット(UAV)への期待は高く、今後その普及が見込まれる。しかし、こうしたロボットに関する具体的な運用ルールは明確になっていない。そのため、今後いわゆる小型無人機については、運用実態の把握を進め、公的な機関が関与するルールの必要性や関係法令等も含め、検討を進めていく。

 また、遠隔操縦により国際的にIFR(計器飛行方式)で飛行を行う無人機システム(大型無人機)については、国際民間航空機関(ICAO)での国際基準改定の検討に参画し、2019年以降に想定されている国際基準の改定を踏まえ国内ルール化を進める。

 規制・制度改革に関わる工程表
150129_1 航空法改正


2 ロボットの利活用を支える新たな電波利用システムの整備(電波法)
 ロボットの操縦(制御)、ロボットからの画像等のデータの伝送、ロボットが障害物等を検知するためのセンシングなど、ロボットにおける電波の利用は、従来の汎用的な電波利用形態とは異なる。このため、新たな電波利用システムとしてのルール作りを行う。

 このルール作りにあたっては、ロボットの利用形態や利用環境等を勘案し、我が国の電波利用実態を踏まえた上で、既存の無線システムとの周波数共用を図ることなどによってロボットの電波利用に適した周波数帯や出力等の技術的条件を策定することが適当である。

 また、無人航空機の操縦のための電波利用においては、国際的な使用周波数の検討が国際民間航空機関(ICAO)や国際電気通信連合(ITU)で進められていることを踏まえ、引き続き国際的な協調性についても考慮することが重要である。

 なお、既に総務省では「ロボット用電波利用システムの調査研究会」において、これらロボットの利活用を支えるための新たな電波利用システムの環境整備に向けた検討を進めているところである。

 規制・制度改革に関わる工程表
150129_2 電波法改正


以上、ご参考まで。


2015-01-29  藪 丈二






第107回 情報通信審議会分科会(藪 丈二さん)

本朝の産経新聞の記事です。
明後日の12日、標題の分科会が開催される予定です。
2.4GHZ、5GHZの周波数割り当て拡大等が期待されています。
いよいよ動き出しましたね。

http://www.sankei.com/politics/news/150310/plt1503100004-n1.html


情報通信技術分科会(第107回)の開催案内です。

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/kaisai/02tsushin10_03000240.html


なお、予定されている議題は次のとおりです。

議題(予定)
■答申事項
 「電波防護指針の在り方」のうち「低周波領域(10kHz以上10MHz以下)における電波防護指針の在り方」について
    【平成25年12月13日付け諮問第2035号】

■諮問事項
 「ロボットにおける電波利用の高度化に関する技術的条件」について

■報告事項
 (1)  「携帯電話端末等に対する比吸収率の測定方法」のうち「人体側頭部に近接して使用する無線機器等に対する比吸収率の測定方法」の検討開始について
   【平成12年5月22日付け電気通信技術審議会諮問第118号】

 (2)  「航空無線通信の技術的諸問題について」のうち「9GHz帯航空機搭載型合成開口レーダーシステムの技術的条件」の検討開始について
   【昭和60年4月23日付け電気通信技術審議会諮問第10号】



2015-03-10 藪 丈二






第107回情報通信審議会分科会(藪 丈二さん)_2

tiger22さん こんばんは

本日、予定どおり情報通信技術分科会が開催されました。

私どもが、特に注視している『諮問事項「ロボットにおける電波利用の高度化に関する技術的条件」』に関しては以下のとおりですが、具体的なことはこれからで、答申時期は来年3月頃とのこと、答申が得られ次第、関係省令等の改正に取り組む流れのようになることでしょう。


1 情報通信審議会への諮問
http://www.soumu.go.jp/main_content/000347055.pdf


2 電波利用の高度化に関する技術的条件概要
http://www.soumu.go.jp/main_content/000347056.pdf


2015-03-12 20:07  藪 丈二






第19回情報通信技術分科会(藪 丈二さん)

去る3月17日開催された、第19回情報通信技術分科会陸上無線通信委員会における会議資料が公開されています。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/02kiban09_03000280.html

会議では、この分科会が「答申(案)」をまとめるまでの会議の進め方が検討されました。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000350702.pdf

1 検討対象
 いわゆるドローンと呼ばれる小型無人機や、災害対応ロボット等に 使用される無線通信システム

2 検討の基本的考え方
(1)無線通信システムの技術的条件
(2)用途に応じた運用形態や電波利用の要求条件
(3)他の無線システムとの周波数共用が必要となる場合、当該シス テムとの共用条件の検討
(4)ロボットに関する国際動向や市場動向等を踏まえ、必要に応じた検討

3 スケジュール(概略)
(1)提案募集の実施(H27年3月中旬~4月上旬)
(2)提案募集の結果に基づく検討(4月中旬~H28年1月)
(3)報告案とりまとめ(H28年1月下旬)
(4)委員会報告案最終とりまとめの検討及び意見募集の実施(2月)

追加です。
航空法関連のニュースが不足していますが、現在までの経緯及びこれからの動きに関する格好の資料がありましたのでご参考になってください。
http://www.juav.org/menu02/topics/kouen2014/kouen2_4.pdf

以上、ご参考まで


2015-03-31 18:27   藪 丈二






マルチコプター、総理官邸屋上へ不時着(藪 丈二さん)

標題に関する昨日のニュース、どのように受け止められたでしょうか。私は、大方の意見とは逆説的な受け止め方をしました。

騒ぎを起こした当事者の肩を持つ訳ではありませんが、極めて意図的な、止むにやまれぬ行為だったのではないかと想像しています。

つまり、当事者は仮に法令に抵触するかもしれないことを覚悟で、マルチコプターの野放し状態の現状を行政府や立法府にしっかりと認識させ、早急に関連法令の見直し及び施行を訴えたかったのではなかろうかと想像しています。

おまけに、先月の22日以降、官邸屋上の巡回を行っていなかったとのこと、いつマルチコプターが不時着したのかさえ定かではないというオマケまで明らかにされました。

政府が昨年9月に立ち上げた「ロボット革命実現会議」のタイムスケジュールも明らかになり、私は折に触れて総務省、国交省及び経産省のホームページを覗いているのですが、総務省は関連会議議事録及び資料をアップデートに公開しているのに対し、国交省や経産省の更新はほとんどなく、関連する会議の模様を知ることはできません。

おそらく、無人機の関係法令の改定スケジュールでは「2019年以降に想定されている国際基準の改定を踏まえ国内ルール化を進めること、小型無人機に関しては、運用の実態の把握、公的な機関が関与すルールの必要性や関係法令等も含め検討」ということですから、ちょっとばかりのんびりしており、現状認識に欠けていたのではないでしょうか。

さすがに、今回の騒ぎを受けて、菅官房長官は23日午前の記者会見で、小型無人機の飛行規制のあり方を検討する関係省庁連絡会議を設置すると発表しました。

 具体的には航空法改正による飛行規制などを検討する方向のようで、菅氏は会見で、「早急に運用ルールの策定、制度の見直しなどに対応していく」と述べた上で、「できるところがあれば早急にやる」とし、実施できるものから順次進める考えを示しました。

つけたし:
先刻ご承知のことだと思いますが、GPS信号にジャミング(電子妨害)を掛けマルチコプターを制御不能にできるポータブルの「GPS Jammer」が30ドルほどで入手可能だそうですから、今度は、電波法違反覚悟で、飛んでいるマルチコプターをターゲットにする奴が出現するかもしれませんね。


2015-04-23  藪 丈二






第20回情報通信分科会会議資料(藪 丈二さん)

去る4月9日開催された第20回情報通信分科会の会議資料が、4月30日に公開されています。

今回の会議では、前回の議事録案の確認、60Ghz帯周波数の電波利用関連、及びロボットにおける電波利用の高度化に関する技術条件等が討議されましたが、RCファン関連の議題等は特にありませんでした。

分科会の詳細についてご興味のある方は、以下のURLをご参照ください。

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/idou/02kiban09_03000287.html

次は、4月22日に開催された「ロボット作業班」の会議資料の公開待ちです。






ロボット革命イニシアティブ協議会の設立(藪 丈二さん)

またまた善光寺でのドローン騒ぎが起きてしまいましたね。

ドローン墜落、今度は「御開帳」の善光寺で 「15歳・お騒がせ配信者」のしわざだった
http://www.j-cast.com/2015/05/10234785.html

善光寺のドローン落下 飛ばしたのは15歳少年「風にあおられた」
http://www.sankei.com/affairs/news/150509/afr1505090023-n1.html


やはり、個人の良識とか常識をあてにしてはいけない社会になってしまっているということなのでしょう。

今日の朝刊(産経)からの抜粋です。
政府は10日、ロボットの普及や開発を推進する産学官の団体「ロボット革命イニシアティブ協議会」を15日に設立することを明らかにしました。

この協議会では、①生産システム改革、②ロボット利活用推進、③ロボットイノベーションの三つのテーマについてワーキンググループ(WG)が設置され、特に、首相官邸屋上ドローン事件を重く受け止め、②のWGが『小型無人飛行機「ドローン」の運用ルール』に関する改革案を協議し、政府の規制改革協議会へ提言する予定とのことです。

これまでにも、ロボット関連の審議会や委員会が数多く立ち上げられていますから、会議の成り行きをチェックするのにも一苦労させられます。


藪 丈二

---------------


藪 丈二さん、ありがとうございます。

しかし、この「15歳・お騒がせ配信者」は、ホントに困ったちゃんですね~。
未成年者なので責任能力は問われないことになります。しかし、親や兄弟はいないのでしょうか? 親権者は誰? 親権者に法的責任を問うことはできないと思いますが、少なくとも倫理的責任はあると思いますよ。

責任能力のない子供に、高価で危険なビーパップ・ドローンを買い与えては、ダメでしょう? 






国や警察は「15歳・お騒がせ配信者」ノエルを、なんとかするべき!

バカのノエルが善光寺に続いて、またまたやりましたね~。(@_@)


ニコ生のドローン飛ばし手ノエル、善光寺の次は国会議事堂でドローンを飛ばそうとし事情聴取
http://himasoku.com/archives/51901866.html


国会近くでドローン準備、善光寺の少年と同一か(読売オンライン)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150514-OYT1T50097.html

今度は国会付近でドローン 善光寺落下事件と同一人物
http://smhn.info/201505-drone-noel-2

国会近くでドローン飛行 善光寺でも 少年を厳重注意(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/articles/ASH5G4VQBH5GUTIL01K.html


「(警察)署は、犯罪には当たらないものの、この日はデモなどで人通りが多く、落下すれば危険があると判断。少年に厳重注意し、保護者に引き渡した。」(朝日新聞デジタルから引用)


日本の警察は信じられないくらいに甘いですね~。 ノエルは明らかに愉快犯ですよ。
厳重注意ですか、保護者に引き渡しですか・・・へぇ?


そもそも、善光寺でクアッドを墜落させた張本人を放置しては、イカンですよ。
Bebop Droneが墜落して通行人に当たれば、人身事故になる可能性が高いと思います。
また、彼が飛ばしているパロット社製 Bebop Droneは、比較的近距離で操縦不能になることで有名な危険な機体です。ヨーロッパでの悪評は有名です。せめて、DJI Phantomにして下さい・・・。


ニコニコ生放送/ YouTubeも、バカなノエルの投稿は全部削除していただきたいものです。
これは社会に悪影響を及ぼします。

そもそも、官邸はこのノエル事件をどう考えているんだろう・・。
お役人達の危険に対する感度が、かなりニブイように思います。
政府や国が動かないなら、地方自治体レベルで対応することも考えるべきです。
特にノエルの住む横浜市は、何らかの対応をとるべきでしょう。


結果、バカなノエルのお陰で、真面目な我々ホビーストが、大変な迷惑を被っています。

これは正に、風評被害と言うヤツではないでしょうか?


【2015年5月17日追加】

ノエルとは。

150517_1 ノエルとは


http://dic.nicovideo.jp/l/%E3%83%8E%E3%82%A8%E3%83%AB




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