EUでは Spektrum DSM2 はご法度(藪 丈二さん)

tiger22さん こんにちは

既にお気づきのことかと存じますが、EU(英国を含む)では、2015年1月1日以降DSM2は不許可となったため、無線機はDSMXのみとなりました。

http://www.helifreak.com/showthread.php?t=709570

Blade230SやBladeNanoCPSの送信機がDSMX2.4GHz technologyと表記され、今までのようなDSM2が見当たりませんので、このあたりの事情をネットで調べてみましたところ、EUの最新の規則に適合させるための措置のようです。

従来のDX6i送信機では、地域の選択、例えば米国、英国、フランスなどの地域を選択できたのですけれども、最新バージョンはこれが出来なくなっています。

ただし、規則上、DSM2送信機でDSMX受信機を操作させることはご法度となっていますけれども、受信機の機能上DSM2/DSMXの自動的切り替えは可能です。

おかげでJRのTD2.4LPも延命できそうです。

以上、ご参考まで。


2015-09-22 15:40 藪 丈二




【追記】

藪 丈二さん、ありがとうございました。

近頃の ER9X ファームウェアで、TD2.4LP無線モジュールが使えなくなったのも、これが関係しているのかも知れません。

私はやむなく、古いバージョンの ER9X で TD2.4LP を使っています。(^^ゞ






Blade230CFS/AH-64 Apatcheのための、Spektrum DX6iセッティングについて(藪 丈二さん)

技適認証済みの Spektrum DX6i送信機で、標題のヘリを飛ばすためのセッティング要領をチェックして見ました。


1 フライトモードに関するWebとマニュアルでの違い

(1)Webページの説明
 Stability Mode:セルフレベリング機構があること、プログラムされたバンク角でビキナーが容易にフライトをエンジョイできるモード。
 Agility Mode:セルフレベリング機構やバンク角の制限がなくなり、より上級レベルのスポーツエアロバティックフライトが出来るモード。
 3D Mode:フリップやロール等、本式の3Dフライト技量を体得できるモード
   
(2)マニュアルでの説明
 同梱の送信機(DXe)のフライトモードスイッチを対象とした記述となっている。
 0=Stability Mode(NORM):バンク角が制約されている。サイクリックスティックを離すとモデルは水平に戻るモード。
 1=Intermediate Mode(FM1):バンク角に制約はなく、スティックを離しても水平には戻らない。前進フライト、ストールターンやループなどの基本的なエアロバティックの練習に最適なモード。
 2=Agility Mode(FM2):バンク角の制約はなく、スティックを離しても水平には戻らない。定点でのフリップやチックタック等の3Dエアロバティックの練習に最適なモード。 


2 DX6iのセットアップ

(1)フライトモード
 DX6iは、上位機と異なりフライトモードスイッチは0(NORM) 及び1(STUNT)の2種類の選択肢のみである。セットアップ表からも明らかなように、上位機の例えばDX8等のセットアップ値と比較すると、DX6iのSTUNTは他機のSTUNT2と同一の値を採用しており、0(NORM)=Stability Mode、1(STUNT)=3D Modeとなっている。
 なお、DXeの各フライトモード及びD/R諸元は公開されていないため詳細は分からない。

(2)DR/EXPOのコントロール
 エルロン、エレベーター及びラダーのDR/EXPO切り替え(0又は1)は、DR/COMBIページで一括してAILEのDRスイッチに割り当てている。後述するが、ELEVのDR/EXPOスイッチはパニックモードスイッチに割り当てられる。

(3)タイマースイッチ
 デフォルトでは、DX6iはトレーナースイッチに割り当てているが、マニュアルではTHR CUTボタンに割り当てている。
 セットアップリストの「THR CUT」ページで「ACT」にしなくても、「TIMER」ページのスイッチ・セレクションで「THR CUT」を割り当てればOKである。

(4)GYRO
 ADJUST LISTの「GYRO」ページが「INH」になっている場合、「ACT」に変更し、SWを「F.MODE」に割り当てる。
 なお、フライトモードがNORM、すなわちStability Modeの場合ジャイロはHH Mode(Head Hold)=88%、フライトモードがSTUNT、すなわち3D Modeの場合ジャイロはRate Mode=12%に設定されることを意味している。

 参考までに、DX6i送信機のGYRO設定は、以下のとおりである。
 0% = Rate mode Gain 100%
 10% = Rate mode Gain 80%
 20% = Rate mode Gain 60%
 ・
 ・
 49% = Rate mode Gain 2%
 50% = HH Mode Gain 0%
 60% = HH Mode Gain 20%
 ・
 ・
 100% = HH Mode Gain 100%

(注:AS3Xシステムを採用しているNanoCPSやmCPX、130Xなどでは「GYRO」は「INH」であるが、SAFEでは「GYRO」を「ACT」にするようであるが詳細は不明である。)

(5) パニックモード
 パニックモードスイッチは、ELEV D/Rスイッチに割り当てられる。
 すなわち、スイッチPos0 = パニックモード・オフ、スイッチPos1 = パニックモード・オン となる。
 パニックモード機能の割り当ては、「ADJUST LIST」の「MIX1」ページを利用している。「MIX1」の「INH」を「ACT」にし、マスター及びスレーブチャンネルをそれぞれ「GYRO」にして、DownUpそれぞれ+125%を入力する。

以上ご参考まで。






送信機のフレーム・レート再考(藪 丈二さん) _1

皆さんこんにちは。

 最近、市場に出回り始めたHH社のBladeヘリ、例えばNanoCPS、Blade230S、AH64-Apatche等のマニュアルを見ますと、「Frame Rate: 11ms DMSX」というあまり馴染みのない設定値を目にするようになりました。

これら最新型機の購入を検討しているBladeヘリ・ファンにとっては、送信機セッティングの際にとても気になる点です。

特にフレーム・レート値が未公表のJRPROPOのDSM2モジュールは果たして使用できるのか、また国内で使用可能な送信機のセッティング要領等々、関連するキーワードを再認識しておく必要がありそうです。

以下、ネット上から得られる知識やマニアックからの情報を継ぎはぎして、素人による、素人のための、シロウト解説を試みました。あまり参考にはならないと思いますので、追加/訂正情報等ございましたらお知らせ頂ければ嬉しいです。



1 フレーム・レート(Frame Rate)とは

 標題のキーワードから始めましょう。アニメなどのパラパラ動画をイメージするとわかりやすいと思いますが、静止画上に描かれた人物などにわずかずつ変化を加えて複数枚描き、パラパラすると動画になるアレです。通常は、フレーム枚数/秒(fps)として表示され、フレーム枚数が多いほどスムーズな動きに見えます。

 今回の場合フレーム枚数ではなくて、11ミリセカンドという時間単位で表示されていますので困惑しますが、例えて言えばフレーム紙の厚さが何ミリなのかと考えれば、厚さが薄ければ薄いほど、つまり数値が小さいほど枚数が増えてスムーズな動きが再現されることになります。

 さて、皆さんご承知のTurnigyの9XR送信機では、「フレーム・レート」の代わりに「フレーム・レングス」という用語を使用していますが、この用語の定義について RCHelicopterWikiでは、「送信機から受信機へ、或いは受信機からサーボへ送られる位置情報(例えばスティック位置)の更新頻度又は周波数」と定義しています。

 典型的なPPM無線機やアナログ・サーボの場合、フレーム・レート(フレーム・レングス)は、22.5msすなわち1秒間に最大約45回の更新頻度(45Hz)となっています。
 計算式で表せば、ミリセカンドは10の-3乗ですから、1/0.0225 ≒ 45Hzとなります。
 ディジタル・サーボは、より高い値のフレーム・レートに対処でき、例えば最新型のBladeヘリBlade 230SやBlade AH-64 Apatcheに搭載されているサーボはディジタル・サーボですから、マニュアルにはフレーム・レート11msと記述されています。つまり、アナログ・サーボの約2倍の90Hzに相当します。

 NanoCPSに搭載されているサーボ(SPMSH2027L/ SPMSH2028L)のスペックはまだ公表されていませんのでディジタルかアナログかは分かりませんが、仮にディジタルだったとしてもバインディング時の送信機と受信機とのネゴシエーションで、送信機側のフレーム・レートに合わせることになるようで、安心できそうです。



2 EUにおけるフレーム・レートの制約

 EUでは今春からDSM2プロトコルは利用できなくなっていますが、加えて11msのフレーム・レートもご法度のようです。Bladeヘリ・マニュアルも11msフレーム・レートに固執すると一大市場を失うことにもなるでしょうから、この面でも私どもは11msフレーム・レートから解放されそうです。

  この情報源は、Spektrum DX7 Gen2のマニュアル20ページから得られたもので、次のように記述されていました。なお、DX6、DX9及びDX18のマニュアルにはこの記述はありません。

NOTICE: For EU versions, DSM2 operation is not available, and
11ms Frame Rate operation is also not available.


(次回に続きます)






送信機のフレーム・レート再考(藪 丈二さん) _2

(前回の続きです)

3 メーカーによるフレーム・レート等の違い

(1)送信機

 多くの送信機を調べた訳ではありませんが、Spektrum新型送信機とTurnigy9XR送信機はフレーム・レートを選択できるのに対し、JRPROPOやFutaba送信機では日本語の取扱説明書ではフレーム・レート値はおろか分解能(Resolution)すら明示されていません。ただし、JR11Xの英語版マニュアルには分解能:2048との記述がありました。

 Spektrum DX7やDX9の場合、分解能(2048)とフレーム・レート(11ms又は22ms)をタイアップして選択できるようになっています。
すなわち、22ms/2048又は11ms/2048のいずれかを選択します。

 JRのDSM2モジュールTD2.4LPのフレーム・レートについて、先般JRへ問い合わせた結果、「24ms」との回答を得ております。Spektrum送信機とでは2msの相違がありますが、フライトにどのような結果が表れるのかは分かりません。


(2) サーボ

 サーボには3本のワイヤが接続されています。通常、赤、黒もしくは茶もしくは橙、並びに白もしくは黄色に識別されています。
 赤と黒線間には電圧が加えられ、白線にはサーボを制御するコマンドが送られます。

 事実上の標準サーボには、サーボ・ホーンの位置を決めるためのパルス幅変調信号が送られ、通常1msから2ms幅のパルスに応答します。角度1度当たりのレート幅は10~11μsです。極端に短いパルスや極端に長いパルスには応答しません。
 また、フレーム・レートとして知られる22ms(11ms)(すなわち45Hz(90Hz))ごとにコマンドが更新されます。

 各メーカーはこれらの一般的なスキーム内で、プロトコルをわずかに変更した製品を製作しています。サーボのニュートラル(センター)となるパルス長や、ニュートラル・ポイントから両サイドにどれだけ可動範囲を広げるのかといった点が主になります。
  (http://www.rcheliwiki.com/Servo_protocolから借用)

151118_Photo1.jpg


フタバの例:
ニュートラル:1.52ms
100%ATV:1.52+/-0.43ms
140%ATV:1.52+/-0.60ms(Max)
 パルス周期:14ms

JRの例:
ニュートラル:1.5ms
100%ATV:1.5+/-0.4ms
150%ATV:1.5+/-0.60ms(Max)
パルス周期:22ms


サーボの動作範囲は次のとおりです。
(http://fa-tamariba.sakura.ne.jp/sblo_files/kousaku/data/8Ae8ED083T815B837B8BEC93AE83p838B83X.pdfから借用)

151118_Photo2.jpg


  ①ニュートラル位置は20μsの違いがあります。
  ②パルス幅に対するサーボ動作角に違いがあります。
  ③JRの場合はスティック操作方向とパルス幅の増減が同一であるのに対し、フタバの場合はスティック操作方向とパルス幅の増減が逆となるため、リバース設定が必要になります。

以上、素人による、素人のための、シロウト解説でした。


2015.11.11 藪 丈二


関連記事:

9XR 自由度が高くても・・・ (藪 丈二さん)
http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-category-151.html






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