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そうだ、N ゲージ鉄道模型で箱庭をつくろう!

今月初めに Civilization V: Complete(シドマイヤーズ・シヴィライゼーション V)という PC ゲームを買ったのですが、以来、毎日 7 ~ 8時間パソコンに向かってひたすら遊んでいます。コレ のお陰で、 長時間ディスプレイを見続けても、ほとんど目が疲れません。私の感想では、目の疲れが 1/10 くらいまで軽減されます。ゲーマーには必須ですね。 (*^_^*)

Civilization は全バージョンをプレイしていますが、どれも毎回ハマリます。ゲームは紀元前 4000年からスタートします。水辺に村を作り定住を開始して、他文明と競いながら自分の文明の歴史を作り上げて行きます。ターン制の架空歴史シミュレーションです。

下のスクリーンショットは最新バージョンの Civilization Ⅵ ですが、V も似たようなものです。

180718 1_Civilization Ⅵ


ゲーム上では 2024年で、私の文明が全世界を征服する寸前です。架空のワシントンですが都市開発の結果、飛行場やスタジアムなどの各種施設が整っています。このバーチャルな箱庭感がなんとも言えません。

で突然、このような箱庭模型を作ってみたくなりました。ジオラマというのでしょうか。

思い立ったその日、amazon で N ゲージ鉄道模型の入門セットを購入しました。これです。





さっそくレールを組み立てて、電車(北陸新幹線)を走らせてみました。プラレールと違って、リアルにスムーズに走ります。スピード調整が出来るのも GOOD!

180718 2_TOMIX N ゲージ


N ゲージの縮尺は 1/150(新幹線車両は 1/160)ですから、縮尺の近い 1/144 ガンプラを 2体置いてみました。ゴジラなどの怪獣が良いかも知れません。

180718 3_TOMIX N ゲージ


マイクロヘリやマイクロドローンにも 1/150 に近いものがありそうですから、N ゲージなら、ガンプラと小さなマイクロドローンを配置した架空ジオラマが作れそうです。ラジコンヘリとガンプラと鉄道模型のコラボは、なかなか面白そうです。

この TOMIX ベーシックセット SD に付属するレールを設置するには、最低でも 560 × 1120mm のスペースが必要です。一般には畳 1枚と言われています。畳 1枚サイズものジオラマを作って、狭い部屋に展示するには様々な問題がありそうです。

まず第一に、Tiger22 は鉄道模型をやったことがありません。第二に、ジオラマも作ったことがありません。第三に、わが家にはこのサイズのジオラマを置くスペースがありません。第四に、年金生活の私には予算の制約が大きいです。

果たして、この思いつきは実現できるのでしょうか? 

幸い 艦船プラモでご活躍いただいている S 氏 が、鉄道ジオラマもなさっています。S 氏のジオラマ作例にリンクしておきます。

http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-entry-3284.html

http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-entry-3658.html

http://tiger22618.blog104.fc2.com/blog-entry-4255.html


S 氏はご迷惑でしょうが、いろいろと相談に乗っていただこうと密かに目論んでいます。 (*^_^*)







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Model Railroad Hobbyist magazine(鉄道模型趣味マガジン)の Youtube ビデオを見よう!

外は暑いので、鉄道模型の Youtube ビデオをいろいろと見ています。国内のYoutube はザックリわかったので、今は海外ビデオです。英語は聞き取れませんが、見ているだけでも楽しいです。(*^_^*)

Model Railroad Hobbyist magazine(鉄道模型趣味マガジン)という米国のウェブマガジンが、同名のビデオを無料公開しているのを知りました。一見して、日本との違いに驚きました。

ご紹介を兼ねて直近ビデオ 3本にリンクします。
試聴時間は 1本あたり 30分以上あります。

その前に、米国で一般的な鉄道模型のスケールを確認しておきましょう。米国では「ゲージ」よりも「スケール」が一般的に使われます。たとえば HO スケールは日本でいう HO ゲージのことで、N スケールは N ゲージです。

大きさを比べるには、下の図(http://rrmodelcraftsman.com/model-train-scale-gauge/ より引用)が参考になります。

180721 1_鉄道模型の主要スケール



最初のビデオは 2018年7月号です。CABOOSE というホビーショップ? がスポンサーです。 HO スケールと G スケールのレイアウトが登場します。延々と続く貨物列車のドローン空撮映像にも驚かされます。





7月号の主な内容:
・ レイアウトの改善(キャスターの Ken Patterson氏)
・ Ron Pare氏制作の、中華建物のストラクチャー
・ Steve Mann氏の HO C & NW レイアウト
・ USA Trains の大型 autoracks(車運車)(キャスターの Ken Patterson氏)
・ 【模型製作資料】ドローンの空撮ビデオ、その他
・ Bill White氏の室内 G スケール レイアウト



次は 2018年6月号。 10分頃に登場する巨大な N スケールのレイアウトにビックリ。21分頃からはドローンの空撮映像です。軍用車両を運ぶ貨物列車のようですが、米国ではこんなのが走ってるんですね。続いて O スケールのレイアウトです。それにしても、このビデオマガジンは貨物列車が多いですね~。





6月号の主な内容:
・ Walthers Paper Mill(ペーパークラフト)キットの製作(キャスターの Ken Patterson氏)
・ Paul Brennecke氏の N スケール レイアウト
・ 1ドルショップ(100円ショップ)の材料で、松の木を作る(Campbell Rice氏)
・ 【模型製作資料】Steven Conroy氏のドローン空撮映像、長大な軍用貨物輸送列車
・ David Stewart氏の O スケール レイアウト



5月号もいっちゃいましょう。(^_^)





5月号の主な内容:
・ Ken Patterson氏のレイアウト:フォーム(発泡)モジュールのアップグレード
・ Patrick Lana氏の N スケール レイアウト
・ Mike Budde氏の Stack-Packs(スタックパック)模型の製作
・ 【模型製作資料】ドローン空撮映像
・ Ron Kaisers氏の Fn3 レイアウト



最後に、Model Railroad Hobbyist magazine(鉄道模型趣味マガジン)のウェブページにリンクします。

http://model-railroad-hobbyist.com/

こちらではビデオと連動した最新号の記事を読み、ダウンロードすることができます。
もちろん無料です。

こんなのが毎号無料で読めるとなれば、ホビー雑誌の将来も危ういですね・・・。







N ゲージ鉄道模型の、tiger22 的「入門セット」とは?

S 氏に、鉄道ジオラマについていくつか質問させていただきました。ご丁寧な回答をいただきました。S さん、ありがとうございます。 <(_ _)>

お陰で、私がふと思いついた鉄道ジオラマは、簡単には作れないとわかりました。もう少し事前準備が必要なようです。最初はごく小さいものから始めた方がよさそうです。(^_^)

余談ですが、鉄道模型では「ジオラマ」という言葉をあまり使いません。米国のビデオを見ていると、ジオラマのことを「レイアウト」と言っています。列車が走る線路や風景全般をこう呼ぶようです。「ストラクチャー」「シーナリー」という言葉もあります。駅や家などの構造物が「ストラクチャー」で、山・川・海・道路・森・林・地面などの風景(情景)が「シーナリー」でしょうか?

何はともあれ、私も以後は「レイアウト」と呼ぶことにします。(^_^)

さて、先日購入した TOMIX ベーシックセット SD ですが、1 ~ 2度走らせると、すぐに飽きてきました。グルグル回るだけ。そりゃあ、そうでしょう。下の写真のとおり、入門セットは実に単純ですから。4両編成の新幹線を走らせるには、もっと長いレールが欲しくなります。

180726 1_TOMIX N ゲージベーシックセット


これに比べると、プラレール N700A新幹線ベーシックセット はポイント切替が可能なレール構成で、加えて駅とトンネルと鉄橋がついています。

180726 2_プラレール N700A新幹線ベーシックセット


N ゲージ入門セットも、プラレール程度にはレベルアップしたいものです。そこで、駅とレールを追加購入しました。

180726 3_TOMIX N ゲージ追加購入


その結果、機能的にはプラレールのベーシックセットとほぼ同じになりました。レールが長くなって、新幹線「かがやき」も喜んでいるようです。(*^_^*)

180726 4_TOMIX N ゲージレイアウト


N ゲージはオモチャのプラレールとは大違いです。15歳以上用の模型ですから、リアルに作られています。スイッチ 1つでポイントが自動で切り替わります。列車の速度調整ができます。だから、駅の停止線にピッタリ止める、リアル「電車で GO!」ごっこが楽しめます。

tiger22 的にはこれが「入門セット」です。N ゲージベーシックセットは、少なくともこの程度までアップグレードが必要です。

これまでに私が購入したものをまとめます。商品名は amazon へのリンクになっています。

1. TOMIX Nゲージ ベーシックセットSD W7系 かがやき 90168 鉄道模型 入門セット

2. TOMIX Nゲージ レールセット 待避線セット レールパターンB 91026 鉄道模型 レールセット

3. TOMIX Nゲージ 島式ホームセット 近代型 大型用 4067 鉄道模型用品


すべて amazon で購入しました。合計で約 18,000円です。プラレールのベーシックセットが約 2,000円ですから、価格的には約 9倍になります。

ですから、N ゲージを始めるには 2万円程度の予算を用意した方が良いでしょう。

N ゲージ入門セットは KATO からも発売されています。KATO を買うか、TOMIX を買うか、ビギナーにとって悩ましい問題です。

私は TOMIX にしましたが、その理由はレイアウト全体のサイズでした。同じ N ゲージとはいえ、TOMIX のレールは KATO よりも細く作られています。だから、レールを組んだとき、KATO より場所をとりません。狭いわが家では、これはかなり重要です。

その TOMIX でさえ、上の拡張レイアウトの寸法は 560mm × 1680mm になり、実際に動かすには 1m × 2m くらいのスペースが必要です。

鉄道模型は設置スペースとの戦いだとわかりました。それで今、私が注目しているのがこれです。小さいけれど、ちゃんとした N ゲージです。





カーブ半径が小さいので新幹線を走らせることはできませんが、車両を選べば狭いミニレールも OK です。レイアウト寸法はなんと 280mm×420mm。これなら机の上の、常設ジオラマで走らせることができます。

タイミング良く 7月末に新製品が発売予定です。 TOMIX ベーシックセット SD ではなく、ミニレールで入門した方が良かったかも知れません。





というわけで「ミニレール」について、さらに調べてみたいと思います。(*^_^*)

・・・続きます。







レイアウトの手始めはミニカーブレールが良さそうです。

「ミニカーブレール」について知りたくて、大急ぎでインターネットを検索しました。
といっても、わずか 3時間ほどの「やっつけ仕事」です。わかったことを自分用の備忘メモとして、ここに残しておきます。


大きな車両は「ゆるいカーブ」でないと走れないが、小さな車両は「急カーブ」も走行できる。


これは鉄道模型でも同じで、具体的にはカーブレールの半径が問題になります。以下、TOMIX の N ゲージ・レール(ファイントラック)について書きます。

私が購入した、TOMIX Nゲージ ベーシックセットSD W7系 かがやき 90168 鉄道模型 入門セット には、カーブ半径 280mm のカーブレール TOMIX Nゲージ カーブレール C280-45 F 4本セット 1851 鉄道模型用品 がセットされていました。このカーブレールはどの「TOMIX Nゲージ ベーシックセットSD 鉄道入門セット」でも使われています。

一方、TOMIX ではカーブ半径の小さい「ミニカーブレール」と「スーパーミニカーブレール」という商品を販売しています。

「ミニカーブレール」には、カーブ半径が 177mm のレール(TOMIX Nゲージ ミニカーブレール C177 F 30°60°各2 1113 鉄道模型用品)と、140mm のレール(TOMIX Nゲージ ミニカーブレール C140 F 30°60°各2 1112 鉄道模型用品)があります。

「スーパーミニカーブレール」とは、カーブ半径が 103mm の極小レール(TOMIX Nゲージ スーパーミニカーブレール C103 F 30?60?各2 1111 鉄道模型用品)をいいます。「スーパーミニカーブレール」を使うと、B4サイズの大きさで円形のエンドレス(管理人注: 行き止まりのない線路、永遠に走行可能)を作ることができます。

「スーパーミニカーブレール」の、お手軽なエンドレスセットも発売されています。





「スーパーミニカーブレール」「ミニカーブレール」は小さな半径のカーブレールなので、小さなレイアウト(ジオラマ)を作ることができますが、すべての車両がこれらのレール上を走れるわけではありません。TOMIX のウェブサイトには走行可能車両のリストが掲示されていますので、リンクしておきます。

スーパーミニカーブ ミニカーブ 走行可能トミックス車両
https://www.tomytec.co.jp/tomix/products/smc-mc-list.html


走行可能車両は限定されますが、初めてレイアウトに挑戦する場合、「スーパーミニカーブレール」や「ミニカーブレール」が良いのではないかと私は考えます。上記 TOMIX の車両だけでなく、他メーカー製の C12 や C56 などの小型蒸気機関車なども走行可能のようです。

レイアウト作りの参考になる記事も見つけました。

トミックス(91080)スーパーミニレールセットで始める鉄道模型レイアウト
http://www.narrow-gauge-shop.com/entry/TOMIX-N-gauge-super-mini-rail-curve-track


で、私は今、最初のレイアウトは「スーパーミニレール」で作ってみようと考えています。(*^_^*)


その他、参考になりそうなサイトにリンクしておきます。

SLのミニカーブレールに対する走行性
http://rtmrw.parallel.jp/investigation/invest5/invest-report5.html


【KATO】小型蒸気機関車C12の完成度がすごい
https://railway-models.net/201510/216/


レイアウトの大きさ
http://sinof.at.webry.info/201310/article_4.html


【Nゲージ入門編】 TOMIX (トミックス)のワイドトラム ・ ミニレールについて
http://sotobou.web.fc2.com/mokei/5_rail_tomix_MR-WT.htm


ミニレイアウトプラン
http://kscafe.main.jp/sougoumokei/koneta/reiautoplan.html







鉄道模型のサイズと N ゲージ

この先、鉄道模型ホビーをやるかどうか決めかねていますが、何はともあれ、鉄道模型について調べ始めました。私の場合、過去に鉄道模型を全くやったことがありませんので、このジャンルではズブズブの素人です。

まず雑誌からですが、ズブズブの素人には古い雑誌で十分でしょう。近所のブックオフの店頭在庫の中から、直感に従ってランダムに選び出しました。

1. 鉄道模型 N ゲージを楽しむ 2008年版(成美堂出版)
2. N.(エヌ)2013年4月号(イカロス出版)「モデルダイジェスト 2012」
3. RM MODELS 2012年3月号(ネコ・パブリッシング)「鉄道模型 節約大作戦!」
4. RM MODELS 2012年6月号(ネコ・パブリッシング)「Q&A で始めよう、鉄道模型」
5. RM MODELS 2013年11月号(ネコ・パブリッシング)「鉄道模型って楽しさいっぱい!」

上記の 5冊合わせて 632円でした。安い! (^_^)

RM MODELS 2012年6月号で、KATO の加藤社長が「日本の N ゲージ対 HO ゲージは金額ベースで今期 9 : 1 といったところで、この数字はここ数年単位で見てもほぼ一定しています」と言っています。私は、日本の鉄道模型の N ゲージのシェア(占率)が 90% もあると知って、本当に驚きました。

5冊読んでみて、N ゲージの概要はザックリ理解できました。しかし、N ゲージについてもっと詳しく知りたいと思うと、古い雑誌だけでは足りません。また雑誌は、その時の新製品の記事が中心になるので、幅広い知識を得るのに向かないようです。


今、素人の私が知りたいのは、「鉄道模型の諸サイズと N ゲージ」についての詳しい情報です。たとえば、N ゲージの車両の縮尺は、一般に 1/150 とされますが、JR の新幹線や近畿日本鉄道は 1/160 です。HO ゲージにも 1/80 と 1/86 があるらしい・・・。なぜでしょう?


そこで、いつものようにインターネットを検索してみました。いくつか有益な記事を見つけました。以下にリンクします。Gゲージ鉄道模型・風雅松本亭さんの「鉄道模型のゲージとスケール」は、少々難解でしたが、tiger22 的にはオススメです。お読みになる時、下の図(http://rrmodelcraftsman.com/model-train-scale-gauge/ より引用)が参考になるでしょう。

180721 1_鉄道模型の主要スケール


鉄道模型のサイズについて
https://ism-works.shop-pro.jp/?mode=f31


鉄道模型のゲージとスケール(Gゲージ鉄道模型・風雅松本亭)
http://g-gauge.world.coocan.jp/GAUGE/GAUGE.html


ウィキペディア - 鉄道模型
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E9%81%93%E6%A8%A1%E5%9E%8B


1/80はHOではありません(models IMON)
https://www.imon.co.jp/webshop/index.php?main_page=addon&module=mt_pages&page=180ho


・・・鉄道模型は、ラジコンと同等か、それ以上にマニアックですね~。
ホビーとしての歴史が古いですし、本格的な鉄道模型の金額も半端ないです。







鉄道模型のスケール(Scale)とゲージ(Gauge)_ その1

インターネットで Model Train Scale and Gauge という記事を見つけました。Railroad Model Craftsman という米国の鉄道模型雑誌のサイトに掲載されている、ビギナーガイド(Welcome to the World of Model Railroading)の一部です。2回に分けて翻訳します。

鉄道模型の発祥はヨーロッパだと思いますが、米国の模型事情も気になるので読んでみました。私のような「ズブの素人」には、とてもありがたい情報でした。(^_^)

Railroad Model Craftsman は 1933年創刊の月間誌(年間定期購読は 12冊で 44ドル)で、主に米国とカナダの情報を取り扱っているようです。

同誌によると、米国で人気の鉄道模型のスケールは第 1位が HO スケール(1/87)、第 2位が N スケール(1/160)、第 3位が O スケール(1/48)です。日本では N ゲージが圧倒的です。

両国でなぜこうも違うのか? どうやら家と部屋の広さが関係しているみたいです。


【管理人注: 少し長くなりますが、スケールとゲージの違いについて、ビギナーの私が感じたことを書きます。米国では「スケール」と「ゲージ」の 2つの言葉を使い分けているようですが、日本では両者の使い分けが曖昧なように感じます。言葉の定義が曖昧なので、日本語のウィキペディアでも使い方に混乱が見られます。おかげで、私のようなビギナーは ??? となります。^^;

スケールとは縮尺のことです。プラモデルなどのスケール模型では、スケール(縮尺)が最も重要です。鉄道模型もスケールモデルですから、その例外ではありません。鉄道模型は、まずスケールで語られる必要があると思います。ゲージはその次です。

日本で鉄道模型を語る時、スケール(縮尺)の前にゲージ(2本のレール間の距離、軌間)がきます。繰り返しますが、その「ゲージ」の使い方が曖昧なんです。

N ゲージとはレールの軌間が 9mm という、ただそれだけの意味です。N ゲージの鉄道模型では、N ゲージのレール上を、JR 在来線の鉄道模型と新幹線の模型が走ります。JR 在来線の列車はナローゲージ(狭軌)ですから、縮尺は 1/150 スケールです。ところが、新幹線はスタンダードゲージ(標準軌)なので、同じ N ゲージでもスケールは 1/160 になります。両者はスケール模型としては明らかにサイズ(縮尺)が違う別物です。

「N スケール」とは、「N ゲージ」レール上を走る 1/160 スケールの鉄道模型のことです。JR 在来線の鉄道模型は 1/150 ですから「N スケール」ではありません。前述のように N ゲージは単にレールの規格のことですから、車両の縮尺を示すのに N ゲージという言葉は不適切です。JR 在来線の鉄道模型は「N スケール」でもなく「N ゲージ」でもありません。では何というのでしょうか?

HO スケールでも同じことが起きています。HO スケールは 1/87 です。ところが HO ゲージ(軌間16.5mm)のレールを走る日本の在来線モデルは 1/80 スケールになります。これは、HO スケールと区別して一般に 16番と呼ばれています。新幹線は 1/87 スケールですから、当然 HO スケールになります。

5年前の雑誌記事で「16番ゲージ」という言葉を見つけましたが、これは間違いでしょう。16番 のレールは HO ゲージです。「16番ゲージ」って何ですか? どうやら 16番 という言葉自体が曖昧で、スケールなのかゲージなのかで混乱を起しているようです。

話を戻します。私の今の問題は N ゲージです。HO ゲージが 16番なら、N ゲージを走る在来線モデル(1/150)は、何番と呼んだら良いのでしょうか? 困っちゃいますね。だからこの際、16番などという曖昧な言葉を使うのは止めたらどうでしょう。

ここが曖昧だから N ゲージでは、在来線モデルと新幹線モデルが混在するレイアウトでおかしなことが起きます。在来線のジオラマでは、建物などストラクチャーの縮尺も 1/150 になります。しかし新幹線のジオラマは 1/160 で作る必要があります。

在来線と新幹線が混在した N ゲージのレイアウトでは、 1/150 と 1/160 が混在しているわけで、スケールモデルのファンとしては違和感アリアリです。気持ちが悪いです。

N ゲージは国際的な規格ですから、日本の鉄道模型では本来、この N ゲージに対応した、ナローゲージ(狭軌)が必要なのだと思います。仮に N ナローゲージとしましょう。N ナローゲージの在来線モデルは 1/160 スケールになります。

この N ナローゲージがあれば、在来線モデルと新幹線モデルが混在した、1/160 スケールの精密なジオラマを作ることができます。また N ナローゲージのレールは、ニュージーランド等の旧英国植民地の国々でもでも売れるのではないでしょうか?

N ナローゲージが新登場すると、尻すぼみの鉄道模型市場が再活性化し、業界も潤うはずです。熱心な鉄道模型ファンは、1/160 の在来線モデルを買わずにいられなくなります。

とにかくスケール模型の命は、文字通り「スケール(縮尺)」なので、鉄道模型業界は曖昧な用語はやめて、スケール(Scale)とゲージ(Gauge)をもっと明確に使い分ける必要があると思います。 以上、 1 プラモファンとしての思いを述べさせていただきました。(*^_^*) 】


Model Train Scale and Gauge
http://rrmodelcraftsman.com/model-train-scale-gauge/


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Model Train Scale and Gauge
(鉄道模型のスケールとゲージ)


鉄道模型にはたくさんの異なったサイズがありますが、それをスケール(scales)と呼びます。模型のスケールとは、実物(prototype、プロトタイプと言います)に比例した相対的な大きさ(サイズ)のことです。たとえば HO スケールの模型は実物の 1/87 のサイズです。もしあなたが HO スケールの 40 フィートの有蓋貨車(forty-foot boxcar)を持っていた場合、実物の貨車はそれを 87 倍にした長さになります。

レール間の距離をゲージ(gauge)と呼びます。現実の世界では “standard gauge”(標準軌) はレール間の内側の距離が 4 フィート 8.5 インチ(管理人注: 1435mm)です。模型の世界では、 HO スケールの車両はレール間距離が 0.625 インチ(管理人注: 16.5mm)にスケールダウンされた線路の上を走ります。

180721 1_鉄道模型の主要スケール



Why are there so many different scales of model trains?
(鉄道模型には、なぜそれほど多くのスケールがあるのですか?)


鉄道模型には約 150 年の歴史があります。それは現実の鉄道産業と同じくらい古いのです。最初の頃の鉄道模型には共通のスケールがなく、おもちゃのようにてんでんばらばらの大きさで作られていました。toy trains(トイトレイン、おもちゃの列車)の規格が定められて、メーカーは共通のスケールで作ることを選択しました。その概略は次のとおりです。



G scale(G スケール)

G スケールの列車は、1960年代に Lehmann Grosse Bahn (英語で“Lehmann Big Trains”)から登場しました。サイズが大きく耐久性があるので、この頑丈な toy trains(トイトレイン)は屋外の garden railways(庭園鉄道)でよく使用されており、hobbyists(ホビーストたち、愛好家たち)はその鉄道愛を、美しい庭園と池や滝のようなリアルな景観と組み合わせて楽しんでいます。

G スケール列車を走らせるのは楽しいですが、最小の設定でも広大な部屋が必要です。選択できる列車やアクセサリーも限られています。G スケールの鉄道模型はメーカーによって 1/24 ~ 1/32 まで幅がありますが、一般的には同じゲージのレールを使っています。


【管理人注: Lehmann Grosse Bahn =レーマン大型鉄道】
Lehmann Grosse Bahn または LGB は、G スケール模型を発売したドイツの玩具メーカーです。日本語ではレーマン大型鉄道でしょうか。詳しくはウィキペディアをご覧下さい。

レーマン(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3



O scale(O スケール)

19世紀の終わりに、 Lionel は米国で初めて “Standard Gauge”(標準軌) という electric toy trains(電動トイトレイン) を作りましたが、そのレール間距離は 2.125 インチありました。第一次世界大戦後、米国の toy train manufacturers(トイトレイン・メーカー) の間で、もっと小さな O スケール(1/48)が人気のサイズになりました。多くのトイトレインが three-rail track(3線式レール) の上を走りましたが、それは複雑な電気配線をしなくても複雑なレイアウトを作ることができたからです。 Lionel は、Atlas や MTH や Williams のような多くのメーカーとともに、O スケールの列車とアクセサリーを作り続けています。

【管理人注: Lionel = ライオネル】
Lionel は米国の鉄道模型メーカー。「当初は 3線式スタンダードゲージ、3線式 1番ゲージの鉄道模型を生産していたが、後に 3線式 O ゲージの生産に専念する。初期の製品は今なお評価が高く、オークションで高値で取引されている。」  詳しくはウィキペディアをご覧下さい。

ライオネル(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%8D%E3%83%AB



S scale(S スケール)

第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の期間に、もっと小さな S スケールの鉄道模型が登場しました。S スケール(1/64)は 1930年代に始まり、American Flyer Trains(A.C. Gilbert Co. が製造)によって普及しました。S スケールでは、競争相手である Lionel の 3線式レールと違って、リアルな外観の 2線式レールを採用したので人気になりました。American Flyer trains のビンテージ・モデルをコレクションしている人は多いですが、今日では American Models や Pikesville Models 等の多くのメーカーが S スケールを製造しています。列車とアクセサリーの選択の幅は限られますが、一部のホビーストはパーツを改造したり、独自のモデルを1からフルスクラッチして楽しんでいます。

【管理人注: American Flyer trains = アメリカンフライヤー】
アメリカンフイライヤーも米国の鉄道模型のブランドです。米国では常に No.2 のブランドだったようですが、紆余曲折を経て今やアメリカンフライヤーのブランドはライオネルが管理しています。詳しくはウィキペディアをご覧下さい。

アメリカンフライヤー(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC


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次回 に続きます。







鉄道模型のスケール(Scale)とゲージ(Gauge)_ その2

前回 の続きです。

Model Train Scale and Gauge
http://rrmodelcraftsman.com/model-train-scale-gauge/


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180721 1_鉄道模型の主要スケール



HO scale(HO スケール)

HO スケール(1/87)は最初にヨーロッパで登場し、1930年代の中頃に米国で知られるようになりました。“HO”という略語は“half-O”(O スケールの半分)を意味します。小さいので価格が安く、O スケールより狭い場所で楽しめます。1940年代に、小さな家やアパートで暮らす人々の人気を博しました。第二次世界大戦後に製造方法が改善されたことで、HO スケールの列車はその精密な造形と幅広いアクセサリーのゆえに、人気になりました。HO スケールは最も製品の幅が広く、全価格帯で数百のメーカーが販売を競っています。



N scale(N スケール)

最初の N スケール(1/160)鉄道模型は 1963年にドイツで作られましたが、米国にデビューしたのは、Aurora が“Postage Stamp Trains”シリーズを発売した 1967年でした。“N”は“nine”(ナイン)を略したもので、レール間の距離が 9mm ゲージだという意味です。現在の基準ではこれら初期の製品はお粗末なものでしたが、多くのホビーストたち(hobbyists)がこの小さなスケールモデルに魅了されました。スペースを犠牲にすることなく、long main line railroad(長い幹線鉄道)と美しい情景を作りたい人々が、この N スケールに飛びつきました。今日では、N スケールは HO スケールの次に人気があり、幅広い車両とアクセサリーが揃っています。



Z scale(Z スケール)

この最小の鉄道模型スケールもドイツで開発されました。1972年、玩具メーカーの Marklin が Z スケール(1/220)鉄道模型を最初に発売しました。これよりも小さい鉄道模型は作れない! という意味で、アルファベットの最後の文字(Z)が使われました。米国に輸入された Z スケールは、最初はノベルティ(おまけの品物)扱いを受けバカにされました。しかし、製造プロセスが改善されて、小さなメカ(機械部品)の信頼性が向上すると、ニッチなファンを得ることができました。列車やアクセサリーの選択肢は限られますが、少数のメーカーが American-style Z scale trains(米国スタイルの Z スケール列車)の製造に専念しています。

【管理人注: Marklin = メルクリン】
メルクリンはドイツの鉄道模型メーカーです。主に HO ゲージと Z ゲージの鉄道模型を製造販売しています。メルクリンの HO ゲージは変わっていて、O ゲージと同じ交流 3線式です。普通の 2線式 HO ゲージは、メルクリン傘下のトリックスから販売されています。

詳しくはウィキペディアをご覧下さい。

メルクリン(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3


トリックス(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9



米国では鉄道模型人気が継続した(continued popularity of model railroading in America)ので、大小さまざま数百のメーカーから、各種スケールとあらゆる価格帯で、数千もの列車やアクセサリーが発売されました。製造プロセスが高度化するにつれて、モデラーは本物そっくりの精密な鉄道模型を求め始めました。今日の鉄道模型ファンはどのスケールを選んでも、箱から出してすぐ精密な模型を走らせて(“ready to run”)楽しむことができます。最後のリベット 1本まで正確に再現されています。安価なモデルを購入しても、後から必要に応じて、細部をグレードアップできます。最もお手頃価格の鉄道模型でさえ、その素敵な仕上がりにみなさんは驚くと思います。鉄道模型趣味を最大限に楽しむために、多額のお金を使う必要はありません!


【管理人注: 米国で入門セットは 50 ~ 150ドルで販売されているそうですから、日本とほぼ変わりません。】


この文章は 2016年12月25日に掲載したものです。

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tiger22 です。翻訳はここまでです。米国では HO ゲージの鉄道模型が 8歳以上とされていますが、日本はそれより小さな N ゲージが 15歳以上となっていて、とても驚きました。

鉄道模型の最大の悩みが設置スペースであるのは、日本も米国も変わりません。Railroad Model Craftsman が推奨するビギナー向けレイアウトのサイズは、1200mm × 2400mm です。さすがアメリカ、日本よりも大きいですね。HO ゲージが前提なのでしょう。(^_^)

Z スケールの後、日本のバンダイからさらに小さい ZZ TRAIN(ZZ トレイン)が登場しました。レール間距離 4.8mm、1/300 スケールの鉄道模型です。しかし現在では販売されていません。

詳しくはウィキペディアをご覧下さい。

ZZ TRAIN(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ZZ_TRAIN


次回 に続きます。






鉄道模型のスケール(Scale)とゲージ(Gauge)_ その3

前回 の続きです。

最初にお断りしておきます。私は鉄道模型の完全な初心者です。つい最近、ふと TOMIX N ゲージ ベーシックセットを買ったので、鉄道ジオラマを作ってみようと思いました。

模型関係では、プラモデルは子供の頃から時々作っていますし、ラジコンヘリとドローンはここ 8年ほどやっています。

最初に買った入門セットは「TOMIX Nゲージ ベーシックセットSD W7系 かがやき 90168」です。

180805 1_縮尺なしの Nゲージ


その後、小さなジオラマ(レイアウト)を作るために、「TOMIX Nゲージ 箱根登山鉄道 2000形 サン モリッツ号 アレグラ塗装 セット 98006」を買いました。

180805 2_縮尺なしの Nゲージ


だから今持っている車両は、新幹線かがやき箱根登山鉄道 2000形 だけです。 ^^;

TOMIX の 2つの Nゲージ 鉄道模型を買って、最初に受けた衝撃はそのパッケージ(箱)でした。どちらにも、スケール模型にとって最も重要な縮尺(スケール)が書いてありません。

「これ、何分の1の模型なの?」
パッケージを見ただけでは、わかりません!!! ビックリです!

次に箱の中を開けて取扱説明書を読みました。いくら何でも取説には書いてあると思いました。隅から隅まで読みました。どこにも書いてありません! 死ぬほど驚きました。

「これ、スケール模型じゃないの? ただのオモチャ?」

プラモファンなら当然の疑問だと思います。プラモのスケールモデルの場合、外箱に縮尺が表示されています。縮尺を英語でいうとスケール(Scale)です。スケール模型であるなら、プラモであろうと鉄道模型であろうと、縮尺が表示されていなければなりません。当然です。
これは模型の世界の、基本的常識だと私は思います。

「鉄道模型のズブの素人」である私は、新幹線かがやき箱根登山鉄道 2000形 の縮尺を調べ始めました。TOMIX のウェブサイト(https://www.tomytec.co.jp/tomix/nyumon/beginner.html)に、下のように書いてありました。

「●Nゲージ鉄道模型とは?
レールの幅が9mmであることから、英語の9(Nine)の頭文字をとって"N(エヌ)ゲージ"と呼ばれる、縮尺1/150(新幹線車両は1/160)サイズの鉄道模型です。」



これで一応、箱根登山鉄道 は縮尺 1/150、新幹線 は 1/160 とわかりました。だけど、鉄道車両にはいろいろなサイズがあります。次の疑問は、「レールの幅が9mm」の Nゲージを走るのは、本当に 1/150 と 1/160 の車両だけなのか? 他の縮尺の車両は存在しないのか? ということです。

それがきっかけとなり、英語のサイトで情報を探し始めました。その結果、発見したのが翻訳済みの "Model Train Scale and Gauge"(http://rrmodelcraftsman.com/model-train-scale-gauge/)という記事です。

少なくともこの米国サイトでは、鉄道模型のスケール(縮尺)を最重視しています。モデラーとしては、これが正しい姿勢だと思います。ゲージの名前なんて二の次です。ただし、スケールモデルなら、車両の縮尺とレールの縮尺とストラクチャーの縮尺は、かならず一致している必要があると思います。

車両とレールとストラクチャーの縮尺が不一致ならば、リアルなジオラマは作れません。もちろん、私も一応はモデラーの端くれですから、実物を正確に縮小しても「実物らしい模型にならないこと」は承知しています。多少の模型的誇張は必要でしょう。

しかし、基本的な縮尺が一致していないジオラマは、いわば「オモチャのジオラマ」だと私は思います。あくまでも私の個人的な意見です。

そこで気になったのは、TOMIX のストラクチャーです。これらの縮尺はどうなっているんでしょうか? 私が今持っているのは、これだけです。

180805 3_縮尺なしの Nゲージ


しかしこれも、外箱と説明書に縮尺の表示がありません。TOMIX では、これを新幹線用のホームセットとして販売しています。ならば、ホームは新幹線と同じ 1/160 スケールでなければいけません。では、TOMIX で販売している在来線ホームは 1/150 なのでしょうか? その他の建物は 1/150 ですか 1/160 ですか?

以上のことから推定できるのは、「TOMIX の N ゲージ車両とストラクチャーなどの製品群は、スケールモデルではない」ということです。これは私にとっては衝撃でした。自分勝手に「N ゲージはスケール模型」と思い込んでいましたから。

KATO やその他のメーカーはどうか知りませんが、おそらく同じかも知れません? スケールが曖昧なスケールモデルは、論理的にあり得ませんから、私の結論は「TOMIX の鉄道模型はオモチャ」だということになります。

誤解しないで下さい。「オモチャだからダメ」ということではありません。私が 100万円~ 200万円? 注ぎ込んだラジコンヘリも、堂々たるオモチャです。
飛ばして、墜落して、壊れる・・・そんなオモチャですが、私はオモチャだとわかった上で楽しんでいます。

だけど、世の中にはこのスケール不明の N ゲージ車両を、スケール模型だと信じて購入している人がいるかも知れません。コレクションしている人達はどうなんでしょうか?

鉄道模型雑誌を読むと、TOMIX と KATO の車両を比較して、どっちが本物に近いかという比較記事が載っていました。しかし、そもそも N ゲージ模型が実物を正確にスケールダウンしていないのなら、パンタグラフやライトなどの細部を比較してもあまり意味はありません。

私が次にやるとしたら、たとえば N ゲージの新幹線のサイズを正確に計測して、それを 160 倍したら、本物の新幹線サイズになるかどうかの検証です。これを各社の製品でやれば、面白い比較記事が出来ると思います。どこかの鉄道模型雑誌でやって欲しいと思います。

以上で私なりに、日本の N ゲージ模型? の概要が掴めました。次は、心構えも新たに「スケールに制約されないジオラマ」、つまりは「オモチャのジオラマ」を自由に作ってみたいと思います。(*^_^*)

なお、冒頭で申し上げましたように、私は鉄道模型の完全な初心者です。N ゲージの模型はほとんど知りませんし、知識もありません。プラモのモデラーとしての視点だけで、この文章を書いています。知識不足と誤解で、とんでもない間違いをしているかもしれません。お気づきの方は、ぜひご指摘をお願い申し上げます。



2018年10月17日 追加訂正

雑誌 RM MODELS の 184号(2010年12月)をブックオフで購入しました。表紙を開いてビックリ。 Tomix と天賞堂の広告が左右見開きで並んでいました。

181017 1_Tomix と天賞堂の広告


写真をクリックして拡大して下さい。右の天賞堂は、「1/80 スケール 16.5mm ゲージ」とハッキリ書いています。いわゆる「16番」ですが、天賞堂はそんないいかげんな用語を使っていません。これこそがスケールモデルメーカーとしての正しい姿勢だと思います。

片や Tomix は小さく「N GAUGE」と書いてあるのみ。日本語でさえありません。スケールが不明です。2010年の広告なので今は変わっているのかも知れませんが、天賞堂との違いが、残念なほど大きすぎます・・・。






モデラー S 氏の、鉄道模型との「つきあい方法」_1

S 氏とは元の職場で知り合いました。私が定年退職した後、お願いしてこのブログにプラモデル関係の記事を書いていただいています。

前にも書きましたが、S 氏はご病気により片腕を無くされています。それ以後、彼が作るプラモデルは、すべて片腕で製作されたものです。片手で精密なエッチング加工をされています。いったいどうやったらできるのか、両手を使ってもエッチングが苦手な私には、本当に信じられません。

S 氏は鉄道模型のジオラマ(レイアウト)作りも趣味にされています。ご本人は「鉄道模型よりバス模型の方が好き」とおっしゃっています。でも私は、S 氏はスケール模型なら何でも好き、と確信しています。(*^_^*)

前置きが長くなりましたが、「鉄道模型のスケール(Scale)とゲージ(Gauge)_ その1」と「鉄道模型のスケール(Scale)とゲージ(Gauge)_ その2」を読んだ S 氏から、さきほど個人的なメールをいただきました。S 氏のご了解を得て、以下に掲載させていただきます。S さん、ありがとうございます。m(_ _)m


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鉄道模型についていろいろお調べになっているようですね。

スケールとゲージは確かに戸惑います。

私の場合、1/150 を基本にするので新幹線は買ったことがありません。HO ゲージの場合は、私は 1/80 の日本型(16番)ですので、1/87 の外国製ストラクチャーは種類が豊富なのですが、これも購入したことがありません。

私が車両の走行を(趣味の)目的としないのは、私は鉄道模型をどうしても縮尺模型(スケール模型)として見てしまうからです。連結部の間隔に不自然さを感じてしまうからです。だから、走行させる場合は単独の車両を選んでいます。

現在市販されている N スケールのストラクチャーが、すべて正確な縮尺かというと少々疑問なものもありますね。限られたベースの中でレイアウトを作る際に、同縮尺のストラクチャーを配置することで、遠近感の不自然さや違和感にジレンマを覚えます。

もっとも一周全部同じ線路に同じ車両が走るのですから、目線を俯瞰的にしなければ無理があります。以前作ったレイアウトでは、鉄道模型趣味などの雑誌に紹介された作品などを見て感じた不自然さをなるべく排除して、前景から後景にかけて自然なつながりになるようにしたつもりです。

塗装も厳密にいえば縮尺にあった色彩があるべきで、原色を使用した色の突出があってはなりません。絵画におけるバルールのようなものです。一つの色も遠近で色が違います。

鉄道模型においては、レイアウト(固定、組立、分割、集合等)は運転走行を目的としていますが、私は単に鉄道ジオラマ(車両のあるなしにかかわらず)を作りたいと考えています。都電を使ったものはすでに作りました。鉄道関連のミニ情景ですね。(部分情景をセクションとも言います)

余談ですが、1/80(管理人注: 16番?)の山林鉄道、鉱山鉄道、軽便鉄道には、9ミリゲージの線路(N ゲージ)を使って走らせるものもあります。もちろんジオラマもあります。


2018年8月5日 S 氏


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tiger22 です。最後に、モデラー S 氏のレイアウト作成例を 1 つご紹介します。
写真は 11 枚あります。

180805 信濃あずさ鉄道 (1)


180805 信濃あずさ鉄道 (2)


180805 信濃あずさ鉄道 (3)


180805 信濃あずさ鉄道 (4)


180805 信濃あずさ鉄道 (5)


180805 信濃あずさ鉄道 (6)


180805 信濃あずさ鉄道 (7)


180805 信濃あずさ鉄道 (8)


180805 信濃あずさ鉄道 (9)


180805 信濃あずさ鉄道 (10)


180805 信濃あずさ鉄道 (11)






モデラー S 氏の、鉄道模型との「つきあい方法」_2

2018年8月5日付記事「モデラー S 氏の、鉄道模型との「つきあい方法」_1」で掲載した、S 氏からのメールの続きです。S さん、ありがとうございます。m(_ _)m


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運転走行をメインにしたお座敷レイアウトでは、遠近感の不自然さは残ります。
博物館級の大レイアウトであれば、印象はだいぶ違ってきますけれど。

以前に遠近感のあるレイアウトに特化して、一つの案を考えたことがあります。
テレビで九州の肥薩線の番組を見ていて、大畑駅(おこばえき)が紹介されていました。
ここはループ&スイッチバックのある駅として名所になっています。
これをヒントに、ベースのボードにHOのレールを楕円に敷きます。
この時手前と奥とで線路に高低差を付けます。
手前に引き込み線の駅を配置しておきます。

このレイアウト、見る視点は暗箱情景のように正面のみです。
レールの左右にトンネルを作ります。
次に2階部分をNゲージの線路を同じように楕円に敷きますが、1階部分よりは小さく作ります。
HOと同様に高低差を付け、奥の線路が正面奥1番高くなるようにして渓谷を渡る鉄橋を設けます。
左右にトンネルポータルを置き、1階のトンネルから連続させた山の景色にNのレール前面を隠します。

つまりHOの線路は最前面の直線部分が、Nゲージの線路は一番奥の直線部分だけがトンネルの外に見えるわけです。車両はどちらも同型の車両を用意します。

仮に時計回りに運転すると手前の駅を発車した車両は楕円のエンドレスに乗り入れ、左下のトンネルに入ります。
この時2階部分のNの車両は時間差をつけて、左奥上のトンネルから出て渓谷の鉄橋を渡り、右上のトンネルに入っていきます。
時間差付けたHOの車両は右下のトンネルから出てきます。
HOとNの車両の大きさの違いで遠近を表現したものです。

奥行きのあるレイアウトになりますが、山の部分に変化表情を持たせたり、縮尺の違うストラクチャーを置くことで、遠近感を表現することが可能になってきます。

ただ、あくまでも車両を走らせることができるレイアウトという前提でのプランです。
ひな壇に作るレイアウトといっていいのかもしれませんね。

2018年8月6日 S 氏


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絵画の遠近法を鉄道ジオラマ(レイアウト)に取り入れることにより、不自然さを解消しようとする試みです。非常に興味深いです。(*^_^*)







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