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米国における、クアッドコプター等の規制案について

先日のエントリー「DJI Phantom で撮影中の事故(米国)」で、話題のクアッドコプター事故のご報告をしました。また昨日、藪 丈二さんからも「Phantomパイロット、逮捕! (藪 丈二さん)」という記事を送っていただきました。


これら最近の事故を受けて、米国の NBC ニュースがクアッド問題を再び取り上げています。

Drone driver licenses? How to make flying robots safe for American skies
http://www.nbcnews.com/technology/drone-driver-licenses-how-make-flying-robots-safe-american-skies-8C11382275

以下に大急ぎでテキトーに翻訳しましたが、間違っているかもしれません。責任は負えませんので悪しからず。できれば直接、原文をお読み下さい。(^^ゞ


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ドローン(無人機)の免許証?
空飛ぶロボット(flying robots)から、アメリカの空の安全を守るための方法


Nidhi Subbaraman、NBCニュース
Oct. 13, 2013 at 4:51 AM ET



結婚式前のロマンチックな写真撮影が、酸っぱいものになりました。カメラを搭載したクアッドコプターが、コントロールを失って、新郎の頭にぶつかったのです。

「私たちは血をきれいに拭いて、撮影を続けました」- 8月に結婚する予定のカップルを撮影したカメラマンの Davey Orgill 氏は、ワイオミング州ラ・バージ(La Barge)の近くの芝生の上で1日、NBC に対してそう言いました。結婚式の後、このカップルの許可を得て、彼はこの運命的なビデオをYouTubeにアップロードしました。そのビデオはすでに100万回以上も見られています。

Quadcopter hits groom in the head. // Epic Fail - Seriously(ビデオ)
http://www.youtube.com/watch?annotation_id=annotation_3927856629&feature=iv&src_vid=ow-moWZQsoQ&v=ocqB6_y71xE


10月、マンハッタンで歩行者が危うく Phantom クアッドコプターに衝突しそうになりました。彼がグランド・セントラル駅を過ぎて歩道を歩いていたところ、歩道に Phantom が着陸してきたのです。
9月の初めには、さらに深刻な事故で、19歳のホビーラジコン・パイロットが死亡しました。彼がブルックリンの公園でラジコンヘリコプターを飛ばしている時、ヘリコプターが彼の頭にぶつかって来たのです。

「小さなドローン(Small drones)は notoriously temperamental(操縦がむずかしい?)ので、事故を起こしやすい」と、ラジコン機(ドローン)のパイロットは言いました。ラジコン・コミュニティの会議室(discussion forums)には事故の報告が溢れており、YouTubeにはカメラを搭載したクアッドコプターやヘキサコプターの事故ビデオがかなりあります。

「1920年代の後半、飛行機はまだ空のあちこちで事故を起こしていました」と、MIT(マサチューセッツ工科大学)でドローンと自律システムの研究している Missy Cummings 氏は、土曜日にニューヨークで開かれた Drones and Aerial Robotics Conference (DARC) のパネルディスカッションで言いました。今日のドローン技術は、当時の飛行機技術と同じ段階にあります。

連邦航空局の近代化(Federal Aviation Administration's Modernization)と2012年の改革法により、company-operated drones(会社が運行するドローン?)が2015年に米国のairspace(領空、空域)に統合される前に、その安全規制はFAA(連邦航空局)がクリアする必要のあるハードルの1つです。DARCの専門家パネルでは、ドローンが毎日普通に見られるようになる前に、技術と人間の両面からさらに検討を進める必要がある、と合意されました。

クアッドコプターのような小さなドローン(Small drones)はインターネットで購入できるので、ボット(bots、機械による自動発言システム ロボット)に警告を追加することが、簡単にできる最初の一歩かもしれません。
「DJI Phantom には『これは危険です('Hey, this could hurt someone)』という注意書きが付いていません。Phantom を買うのは、レーシングカーを買うようなものです」と、自動制御プラットフォームを作っている DroneDeploy 社の創業者である Mike Winn 氏は言いました。換言すれば、Phantom には起こりうるすべてのダメージの長いリストがついてきません。

クアッドを飛ばす最低レベルの能力を確保する1つの方法が免許です。ドローンを飛ばすための運転免許証のようなものです。レイブン(Raven)のような小さな軍用ドローンのオペレーターは、それを飛ばす前に訓練を受けます。Adam Gorrell 大尉 - 彼は空軍士官学校の教授になる前に、ドローン・パイロット訓練を受講 - は、国内のオペレーター用の同様の訓練システムも見ています。「これとは別の、さらに小さなドローンでは訓練時間は少なくてよいですが、何らかの資格制度が必要でしょう」と彼は言いました。

Northeast UAS Airspace Integration Research Alliance (NUAIR)、すなわち、連邦航空局が安全規制を作るのに役立つドローンのテストサイトを持つニューヨークとマサチューセッツ州の連合体は、ニューヨークのシラキュース(Syracuse)の彼らのベースで、緊急時対応のための事前飛行訓練を含めて検討しています。NUAIR の代表の Andrea Bianchi 氏は「ドローンを安全かつ迅速に利用できるように準備するために、消防や警察の協力が得られます」と言いました。

「ドローンを重量で分類すれば、規制当局は効果的な安全戦略を立案できる」と数人のパネリストは考えています。

小さなドローン(Small drones)と言っても、重さ数グラムのものから数ポンドのものまであります。運転免許証が車両クラス(トラック、リムジン、バイク、自動車など)によって区別されているのと同じく、ドローンのユーザーのためにも資格を分けるのは理にかなっています。DroneDeploy 社の Winn 氏は、「ドローンの危険性はそのサイズによって異なります。 すべてのドローンをいっしょくたに考えることは出来ません。」と指摘します。

たとえ訓練を受けていても、人間のやることは完全には信用できません。アマチュアや無謀なパイロットが自分自身や他人を傷つけることを防ぐために、ドローンにはソフトウェアによる「補助輪(training wheels)」か「安全バンパー(safety bumpers)」が必要だと、Cummings 氏は言っています。

自動車に車線逸脱警告(lane departure warnings)や近接センサー(proximity sensors)、アダプティブ・クルーズ・コントロール(adaptive cruise control)が装備されているように、ドローンには最終的に、進路上の鳥や他の機体とぶつかるのを避ける知能、すなわち危機検出回避技術(detect-and-avoid technologies)が装備されるでしょう。商用アプリケーションはほとんど準備できていませんが、小さなドローンのためのマッピングとセンサーの技術は研究室レベルでかなり盛んに開発されています。

「最終的に、技術(the technology)は、人に自分自身の首をはねるような愚かなことをさせない知能レベルを獲得する必要があります」と Cummings 氏は述べました。なにしろ、人間というのは「取扱説明書」さえ読まずに、放り出すものですから。

ドローンの飲酒運転についてはどうでしょうか?

「もし私に資金があれば、血中アルコール濃度がどの程度までなら、安全にドローンを操縦できるかを示してみたいものです」と Cummings 氏は言いました。

ドローンを飛ばすなら、モデル航空アカデミー(Academy of Model Aeronautics)の安全ガイドライン(safety guidelines)をチェックしてみて下さい。

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米国の3大ネットワークの1つ、NBC がドローン(ラジコンヘリ、ラジコンクアッドなど無線操縦の機体)の安全性について危惧しています。当然、RC Groupsでも取り上げられています。

日本ではどうでしょうか。
最新バージョンの DJI Phantom は、フタバの送信機と互換性を持つようになりました。これにより Phantom の普及がさらに加速しそうです。
しかし、上の記事にありますように、DJI Phantom 等話題のクアッドの信頼性は、1920年代の飛行機と同レベルだそうです。たとえば、続発するフライアウェイは、その原因があまりにも多すぎて、なかなか特定するに至りません。

少なくとも一人一人のパイロットが、電波法を守り、マニュアルでの飛行技術を磨き、飛行場所の選定にも十分配慮する必要があります。

気をつけましょう。






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