米国のドローン規制: FPV はこれからどうなる? _1

RC Groups に "The Future of Fpv?"(FPV はこれからどうなる?)というスレッドが立っています。みなさんも FPV には興味があるでしょうから、適当に翻訳してみます。

ところで、直前の連載記事「米国のドローン規制: 「FAA 登録は待て」と AMA が会員へ指示」の 1 ~ 5 をお読みいただいた方はわかると思いますが、AMA は「登録期限(2016年2月19日)までは登録を待て、その間に FAA と再交渉する」と言っています。また、「FAA 登録」が違法であるという訴訟も起こされているようですから、この間に FAA が何らかの緩和措置を講ずるのではないかとの期待感がラジコンファンの間にあるようです。そのため、現在の状況は、微妙に宙ぶらりんの印象があります。

簡単に言うと、2015年12月21日の前からドローンを所有していた場合、登録は2016年2月19日までに行う必要があります。逆に言えば、それまでは登録しなくても、従来どおり合法的に飛ばすことができるということです。
一方、2015年12月21日以後に新規購入した場合、まず「登録」してからでないと飛ばしてはいけません。新規購入者が「登録」せずに飛ばせば、その瞬間に法律違反となります。

さて、今回のテーマは FPV です。私は正直なところよくわからないのですが、米国では事業用の無人航空機は、原則として FPV 禁止が規定されているようですが、ホビーラジコンの FPV に関してはどうなんでしょう? RC Groups でもこの点が議論になっています。

とにかく、FAA(連邦航空局)のドローン「登録」制度の実施(12月21日)後、米国のホビーラジコン・パイロットの間には、FPV に関してかなり悲観的なムードが漂って来ています。さっそく読んでみましょう。(^^ゞ

http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2568547


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Dec 26, 2015, 01:47 PM
Kauaiguyさん(米国):

スレッドのタイトルどおりですが、米国の FPV の将来はどうなるんでしょう? 
もし、我々が FAA registration(FAAの登録)をした場合、LOS(管理人注: LOS = Line Of Sight、ライン・オブ・サイト)でしか飛ばさないことを、自ら認めてしまうことになります。
FPV 機器のメーカーが共同で、FPV を合法化にするよう訴訟を開始したことは、良い兆候といえるでしょう。
しかし私には、今は FPV 関係の製品を購入するには良い時期とは思えません!



Dec 26, 2015, 02:09 PM
voxelさん(米国):

FPV クアッド・レーシングは LOS でやる、と言い張ればよいでしょう。しかし、長距離の FPV はどうなのか・・・どなたかご存じですか?



Dec 26, 2015, 02:21 PM
RC Manさん(米国):

FPV はこれからますます人気化します。おそらく来年の今頃には、何百万人もの人たちが FPV で飛ばしていることでしょう。

Beyond VLOS(管理人注: 機体が肉眼で目視できない遠方)まで飛ばすことは、米国では常に(法的に)グレーゾーンでした。私個人は VLOS range(管理人注: 肉眼で目視可能な距離内)で飛ばそうと思っています。

あなたが自作の大型航空機を飛ばす場合には、機体が大きいほど VLOS(管理人注: Visual Line Of Sight)距離は延びるでしょう。3m の長さの飛行機なら、小さなクアッドの 10~20倍の距離まで離れても、まだ肉眼で見えるハズです。

今後の(FPV に関する)法的規制がどうなるかは、FPV 飛行を行う我々のマナー次第で決定されるでしょう。もし我々が違法な FPV を行い、それを動画サイトに投稿して自慢したりすれば、FPV の将来は閉ざされるでしょう。我々が法令を守りバカなことをやらなければ、おそらく心配することはないと思います。
(米国で)ドローンの登録が義務づけられたのは、バカなことをやったわずかばかりの非常に愚かな人たちのせいなのですから。



Dec 26, 2015, 03:23 PM
Daemonさん(米国):

それは、FAA's re-interpretation of the special rule for model aircraft in 2014(2014年の模型航空機のための特別ルールに関する FAA(連邦航空局)の再解釈)で、"within VLOS"(管理人注: 肉眼で目視可能な範囲内。VLOS = Visual Line Of Sight)とは、パイロットが肉眼の視力で常に航空機を視認でき、かつ操縦できる範囲内とされました。そして、ゴーグルおよびスポッター(パイロットの目の替わりを勤める上空監視人)は、パイロットの肉眼のかわりにはならない、とされました。

この解釈によれば、あなたから機体までの距離の如何を問わず、FPV 飛行はすべて LOS(ライン・オブ・サイト)条件を満たせないことになります。ゴーグルやモニターを通して見るのは、肉眼で機体を視認しているとは言えないのです。私はこの解釈が出て以来、1年半前からみなさんにこのことを詳細に説明してきました。

http://www.rcgroups.com/forums/showthread.php?t=2209217

FAA(連邦航空局)が今もこの解釈を採用しているなら、アマチュアの FPV はすべて、明らかに違法になります。


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続きます。





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