国の重要施設上空における小型無人機等の飛行禁止に関する法律について(藪 丈二さん)

おはようございます。

国会議事堂、内閣総理大臣官邸その他の国の重要な施設等、外国公館等及び原子力事業所の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律案(第百八十九回国会衆議院提出) について去る3月11日、参議院本会議において、賛成214、反対15で修正議決されました。

以下の参議院本会議の模様のうち、1時間25分01秒以降をご覧ください。

http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php


2016年3月14日 藪 丈二


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藪 丈二さん、ありがとうございました。m(_ _)m

この法案を調べてみました。下のリンクから読むことができます。

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/189/pdf/t051890241890.pdf


ドローンの飛行が禁止される地域は、法案の表題に書かれたとおりです。「当該対象施設の敷地又は区域及びその周囲おおむね三百メートルの地域を、当該対象施設に係る対象施設周辺地域として指定するものとする。」とされています。対象地域の周囲300メートルですから、かなり広いですね。対象エリアの外から目視で施設を狙って操縦するのは、ほぼ不可能でしょう。操縦するには、通常は違法とされている FPV の使用が必須となります。FPV ゴーグルをつけて日中に操縦していたら、これはきっと目立つでしょうね。(笑)

また規制の対象となる「小型無人機」とは、航空法で規制される重量200g以上の無人航空機のことです。以下に、この法案の一部を抜粋します。


***** ここから *****

理 由
国会議事堂、内閣総理大臣官邸その他の国の重要な施設等及び外国公館等の周辺地域の上空における小型無人機の飛行を禁止することにより、これらの施設に対する危険を未然に防止し、もって国政の中枢機能等及び良好な国際関係の維持に資する必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。


(対象施設周辺地域の上空における小型無人機の飛行の禁止)
第七条 何人も、対象施設周辺地域の上空において、小型無人機を飛行させてはならない。
2 前項の規定は、次に掲げる小型無人機の飛行については、適用しない。
一 対象施設の管理者又はその同意を得た者が当該対象施設に係る対象施設周辺地域の上空においてする小型無人機の飛行
二 土地の所有者若しくは占有者(正当な権原を有する者に限る。)又はその同意を得た者が当該土地の上空においてする小型無人機の飛行
三 国又は地方公共団体の業務を行うためにする小型無人機の飛行
3 前項に掲げる小型無人機の飛行をしようとする者は、国家公安委員会規則(管区海上保安本部長への通報については、国土交通省令)で定めるところにより、あらかじめ、その旨を当該小型無人機の飛行に係る対象施設周辺地域を管轄する都道府県公安委員会(当該対象施設周辺地域が第二条第一項第一号ニに掲げる対象施設に係るものである場合には東京都公安委員会及び皇宮警察本部長、当該対象施設周辺地域が海域を含むものである場合には当該対象施設周辺地域を管轄する都道府県公安委員会及び管区海上保安本部長)に通報しなければならない。


(罰則)
第九条 第七条第一項の規定に違反して対象施設及びその指定敷地等の上空で小型無人機を飛行させた者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
2 前条第一項の規定による警察官の命令(同条第三項において準用する同条第一項の規定による皇宮護衛官又は海上保安官の命令を含む。)に違反した者は、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

***** ここまで *****





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許可は取れますよ

こんにちは。航空法で検索してたどり着きました。以前にも幾つかコメントさせていただいた事がございます。

世界的な無人機ルール作りの流れの中で、規制されることばかりを嘆いてもしかたがないと思います。きちんと申請して許可を獲れば、むしろ社会的に認知されるということにもなります。

200g未満ならいいだろとかそういう話は本来の法の精神から外れるように思います。200g未満でもいくらで危険なものは作れますから。

きちんと申請され、許可をもらってはいかがでしょうか。当方は苦労はしましたが国の担当者さんも苦労をしてくださり取得できましたよ。

Re: 許可は取れますよ

こんにちは。

200g未満は航空法の規制対象ではありません。
200g未満は「無人航空機」ではありません。「模型航空機」です。
「模型航空機」(200g未満)は法律によって申請不要とされています。それが「法の精神?」です。

papaさんは何か誤解されているようですね。
私はそもそも200g未満の「模型航空機」しか飛ばしませんので、いわゆるドローン規制は関係ありません。
200g未満を申請しても、お役所で受け付けてもらえないと思いますが。(^_^)

No title

一昨日、私の地元で無許可でクアッドコプターを飛ばして書類送検されたかたがおられました。カメラ付きの DJI Phantom と思われますが、許可が必要な区域の民家の上空を飛ばして、案の定他人の家の屋根に墜落、という絵に書いたような証拠が残っては当然です。「法改正を知っていたが許可は得ず、趣味で飛ばした」という、40代なのに小学生並みの思考しかできなかったオバカさんです。

危険性で言えば199gが安全で、201gが危険ということは無いですが、法律はどこかに線を引かざるを得ないものです。危険性が低く、法律で規制されていないからと言って、例え50g以下のマイクロクアッドでも、飛行していることを知らない第三者の付近を飛ばすことはルール違反であることは、ここに来られている方々はみなさん認識されていますよ。

個人の室内や、専用の隔離空間を確保して、法律で認められた重量以下の機体しか飛ばさない方々の申請まで役所は受け付けるのでしょうか。それとも、200g以上の機体を飛ばす許可を、200g以下の機体しか飛ばさない方もとるべきだ、という意味なんでしょうか。もしそうだとしたら、行政の無駄なコスト増ですね。

国土交通省によると「全国のドローン飛行申請は改正法施行後の3カ月間で約3千件。工事現場や風景の写真撮影目的が多く、このうち約2千に許可を出している」という。機体整備や操縦者の訓練などが適正なら、早ければ数日で許可が出る。

このためにかかるコストはこれからどんどん増えていくんでしょうね。

Re: No title

はまちゃん、こんにちは。

わかりやすくて適切なコメントを、ありがとうございました。(*^_^*)

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