ArchmageAUさんの「シミュレータによる6ヶ月訓練法」(藪 丈二さん) _1

こんにちは、藪 丈二です。

ほぼ3年前に Hlifreak.comで「テール・イン・ホバからファンネルまで6か月間訓練法」と題した投稿があり、大変話題になったのをご記憶の方もいらっしゃると思います。

"From tail-in to all 8s and funnels in 6 months" (helifreak.com)
http://www.helifreak.com/showthread.php?t=531380


最近、私も実機による背面飛行訓練を始めたのですが、今一度基本的なスキルを確認するため、この投稿記事を再読しています。
読めば読むほど役に立つ良い投稿記事なので、みなさんのお役に立つかもしれないと思い、適当に端折りながら忘備録として意訳してみました。

これからヘリ沼にどっぷりと浸かるビギナーさんのご参考になれば幸いです。


満 身 創 痍
満身創痍



【tiger22 注記】
最初にみなさんを代表して、私から藪 丈二さんにお礼を申し上げたいと存じます。藪 丈二さんは、ArchmageAUさん(オーストラリア)の長い投稿記事を、実にコンパクトに要領よくまとめて下さいました。

コンパクトですが内容は詰まっています。可変ピッチヘリコプターでケツホバ(テール・イン・ホバリング)ができる人なら、このプログラムにチャレンジできるでしょう。

かなりの長さになりますので、8回に分けて掲載させていただきます。
最初の 3回は概要説明で、4回目から飛行ビデオを使った実際のトレーニングに入ります。6ヶ月後にすべて習得するのを目指してがんばって下さい。(^_^)

前置きが長くなりましたが、さっそく始めたいと思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

投稿者:ArchmageAU
投稿日:05-19-2013


From tail-in to all 8s and funnels in 6 months
(テール・イン・ホバリングを手始めに、6か月間で全方位フィギュア8とファンネル・フライト技術を習得する訓練法)



はじめに

 私の提案する訓練法は適切なシミュレーターの使用に重きを置いており、万人向けではないかもしれません。時には退屈することもあるでしょうし、自己管理や忍耐力が必要になりますが、辛抱強くこの訓練法を継続すれば、必ずやあなたの努力は報われると思います。

 私自身、テール・インからファンネルまの操縦法を6か月間で習得できましたが、下記に述べるガイダンスに従っても、おそらく、より長期間の訓練が必要な人も居れば、6か月未満で操縦技術を習得してしまう人も居るかもしれません。

 思ったよりも長くかかっても決して落胆しないでください。タイム・リミットはありませんからマイ・ペースで操縦技術を磨きましょう。

 系統立った、かつシステム化された訓練法に従えば、短期間で技術の向上が期待できます。


準備する物件等

 ・優良なラジコン・シミュレーターの準備
  ①ホバリング・トレーニング・モードが備わっていること。
  ②動きの速度を増減できる機能が備わっていること。
  ③日常使用する送信機が利用できること(リアルフライトのコントローラーでもOK)

 ・タイマー
 ・メモ帳(スプレッド・シートなど)
 ・ポータブル・ミュージック・プレーヤー
 ・可変ピッチヘリ(例:NanoCPXや130X)
  もし、450クラス以上であれば、FBL(フライバーレス)でかつ自律水平機能を有するモデル



ラジコン・シミュレーターについて

 シミュレーターに関してですが、すぐ飽きる欠点があります。フレード音は可笑しな音ですし、景色の見え方にも問題がありますけれども、訓練ツールとして使用する限り極めて安全であり、短期間で操縦技術を習得できるこの上ないツールです。

退屈な訓練を紛らわすため、ミュージック・プレーヤーもしくはPCでのBGMを聴きながらの訓練がお勧めです。

 シミュレーターの使用を敬遠する人も中にはおられますが、私の提唱する訓練法は、適切なシミュレーターの使用に重きを置いています。一日も早く操縦技術を向上させたいのであれば、シミュレーターこそ最善のツールです。
 すなわち、モデルとして採用されているヘリはすべてバランスが保たれており、燃料切れもなければバッテリー消耗もありません。クラッシュしても修理の必要はなく、飛行場や気象状況、昼夜の制約もありません。

 シミュレーター訓練の最終目標として、6ヶ月間の訓練を終えた時点では、ヘリの向きがどのような方向でも、また姿勢が崩れかかっていても、無意識のうちに修正できるようになることを目指しています。

 とは言うものの、私自身なお失敗する時がありますがほんの1%程度ですし、姿勢を修正するのに時間的余裕が十分あります。

 このガイダンスは、反射神経(motor-neuron)が無意識のうちにフィードバックされる唯一の訓練法であり、歩くときと同じような感覚で(歩行に何ら支障がないと仮定して)、RCヘリを制御できるようになることです。

 考えてみれば、歩行は極めて複雑なスキルの集約ですけれども、大半の人は足の運びなどを考えることなく自動的に歩行できます。最初は何度も失敗を繰り返しますが、失敗から何かを学びつつ上達してゆきます。




物事を習得する段階(この項は、御氣楽総合研究所HPの記事を参考にしました。)


 人はどのようにして知識や行動を習得するのでしょうか。実際に身体を動かして何かが出来るようになるまでの段階について、以下の4段階(Four Stages of Competence )を経るのだという仮説が示されています。


コンピテンシーの4段階

①無意識的無能(Unconscious Incompetence)
やり方が分からない。或いは理解できていない。始めるのにガイダンスが必要な段階。
 例えば、RCヘリを購入したけど操縦できない。誰か操縦法を教えてくれないかな。

②意識的無能(Conscious Incompetence)
やり方がなんとなく分かった。だけど経験不足でしばしばミスを犯す段階。
 RCヘリを操縦する基礎が分かった。だけどフライト回数が少ないため、しょっちゅうクラッシュさせてしまう。

③意識的有能(Conscious Competence)
 やり方が分かっている状態。しかし、スキルを実演するにはいつもそのやり方を考えてしまう。たまにミスを犯す。
 RCヘリの操縦法が分かり集中すれば操縦できる。しかしいつも、こういう時にはこうするのだと考えてしまう。集中が切れるとクラッシュしてしまう。

④無意識的有能(Unconscious Competence)
個人としてそのスキルを十分に習得した状態で、特に意識しなくても容易に出来るようになっている状態。
 RCヘリの操縦が容易になった状態。ヘリがどんな姿勢になっていても、無意識に姿勢を修正できる状態。





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