新型 Trex-150X: 150GRS APPを試す(藪 丈二さん)_2

【前回からの続きです。】

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(5)スワッシュプレート

・すべてのサーボアームが水平位置になるよう、APPインターフェースを使ってサーボを個別に調整します。
・ライン・バーを使ってサーボのニュートラルセッティングを行っている際は、現在調整中のサーボのイメージがAPPインターフェース上でフラッシングします。

161108_Photo7.jpg



(6)コレクティブ

ア ゼロピッチ調整
サーボの水平調整が終わりましたら、“ゼロピッチ”をクリックしてコレクティブ・ピッチの調整に入ります。

161108_Photo8.jpg

TREX150Xのような小型ヘリに適したディジタル・ピッチ・ゲージはありませんが、2枚のブレードを後方へ、例えばテール・ブーム上へ折り曲げ、双方のブレードが同一平面にあればピッチ角はゼロ度であり、角度があればAPPインターフェースを使ってピッチ角を調整する必要があります。

コレクティブ・ピッチのゼロ度セッティングが終了したら、“コレクティブ”をクリックしてコレクティブ・ピッチの最大/最小角を調整します。


イ ポジティブ・コレクティブ調整
“ポジティブ”をクリックします。インターフェースを見ながら、スロットル・スティックをハイ・ポジションに持っていき、最大コレクティブ・ピッチにします。

161108_Photo9.jpg

取扱説明書では、80%で、10°の例が紹介されていますが、個体差がありますから、実機のブレードで、スケールを使って三角関数を応用して測定するのが良いと思います。


ウ ネガティブ・コレクティブ調整
“ネガティブ”をクリックします。インターフェースを見ながら、スロットル・スティックをロー・ポジションに持っていき、最小コレクティブ・ピッチにします。
個体差がありますから、実機のブレードで、スケールを使って三角関数を応用して測定するのが良いと思います。



(7)パラメーター・セッティング

最適のパフォーマンスを発揮できるよう、150GRSフライバーレス・システムは、工場でデフォルトセッティングされていますから、ゲイン・セッティングの必要はありません。ただし、ユーザーのフライトスタイルや好みでパラメーターを調整することができますから、自己のレベルに応じて該当ボタンをクリックして、サイクリック、テールの調整をします。

初級者:安定したフライトに適します。
中級者:平均的なパイロットに適します。アドバンスド・調整で、よりアジリティなフライトになります。
上級者:プロフェッショナルパイロットに適します。

更に、高度なセッティングもできますから、該当のバーをクリックします。

161108_Photo10.jpg



(8)ESC

スロットルキャリブレーションは、出荷前に工場で完成していますから、この設定を省略できます。

161108_Photo11.jpg



(9)加速度計

ステップ1: 飛行が正常であれば加速度センサーの調整は必要ありませんが、自立水平モードでドリフトするようであれば、加速度センサーを微調整して修正することができます。

ステップ2: ホバリング中、ヘリは左方向へわずかにドリフトするかもしれません。このドリフトを防ぐために角度補償をします。最適な角度は、RPM、ピッチ、ブレード等によって変わります。

161108_Photo12.jpg



(10)ファームウエア・アップデート

ステップ1:ファームウエア・ダウンロード
最新バージョンを選択し、“ファームウエア・ダウンロード”ボタンをクリックします。

ステップ2:ファームウエア・アップデート
“ファームウエア・アップデート”ボタンをクリックします。
アップデート中は、セッティング調整をしません。APP、150GRSはシャットダウンしません。

161108_Photo13.jpg



おわりに

以上のとおり、TREX-150Xの新しいフライト・コントローラ―・システム150GRSのAPPを概観してきました。実機と関連付けての作業ではありませんので、ピンとこない箇所が幾つかあったことと、マニュアルの中にも誤りと思われる記述やAPPの日本語版にも一部誤植がありました。今後、実機に触れる機会を得て、不明な個所や疑問点を解明したいと思っています。

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H28.10.30  藪 丈二





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No title

tiger22さん、藪さんこんばんは。
先日コメントいただいたときに返答しなくて失礼しました。

trex150x進化していますね。
動画でプロのフライヤーの方の150xのフライトを見ましたが、機動はすべて大型機と変わりませんでした。もちろん大きさの違いはあるでしょうが、遠くに飛ばさない限りある程度飛ばせるようになったら150xで十分だと思います。
マイクロヘリは十分進化したと思いました。
450クラス以上は飛ばすとき、緊張して逆にストレスになるときがあります。マイクロヘリは周りに人がいない限り緊張感がないので安心して飛ばせるのが良いです。

Re: No title

village76さん、こんにちは。

航空法の規制がありますから、250クラス以上のラジコンヘリの将来は暗いと思います。
日本の場合、人口の過半が大都市部に住んでいますから、200g超のホビーヘリは敬遠されるでしょう。

おっしゃるとおり、フライトコントローラの性能向上によりマイクロヘリでも十分に楽しめる時代になりました。
新製品が少ない中で、おのずから Trex-150X には注目が集まるでしょうから、align には今度こそ最初から完璧な製品を出して欲しいところです。(^_^)

No title

tiger22さんこんにちは

マイクロヘリであと一つの課題をクリアすればまさに完璧になると思います。
それはtrex150の性能でもxk k110のように壊れにくいヘリができれば完璧でしょう(^^)
もちろん物理的になkなか困難かもしれませんが(^_^)

Re: No title

village76さん、こんばんは。

おっしゃるとおりです、何度落としても壊れない強靱なヘリが欲しいですね。
とはいえ、私がマイクロヘリを始めた 2010年に較べれば、ずいぶん壊れにくくはなっていると思います。
200g 未満でも、十分ラジコンが楽しめます。(*^_^*)
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