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「ドローンを作ろう! 飛ばそう!(第2版)」は、最高のレーシングクワッド入門書!!!

ドローン・ホビーの、素晴らしい入門書を見つけました!!! 以前からこんな本が欲しいと思っていました!!!

オモチャのクアッドコプターが楽しいので、ホビーとしてレーシングドローンや FPV レーシングを本格的に始めたいという人には最適の本です。空ものラジコンをまったくやったことがない、送信機に触ったことさえないという人にも、わかりやすく書いてあります。

本当の初心者向けのマイクロドローン入門書であり、空ものラジコンの入門書です。それでいて、内容のレベルは高いので、ドローンをやってみたいというベテランパイロットにとっても有益な本となっています。この本は現時点で、日本語で書かれた最高のレーシングドローン入門書だと思っています。

本の名前は、ドローンを作ろう! 飛ばそう! [第2版] といいます。定価 2600円+消費税。少々お高いですが、総ページ数が 340ページもありますから、それだけの値打ちがあり、十分に元は取れると思います。

第2版となっていますから、当然に第1版があるはずですが、不幸にして私は読んでいません。第1版が発売された 2015年頃は「FPV クアッドレーサー自作」の時代ですから、第1版もおそらくはタイムリーな出版だったことでしょう。

私がこの第2版で注目したい点は、①SP RACING F3 EVO Brushed 互換フライトコントローラ、②SP Racing F3 互換フライトコントローラ、③BetaFlight 3.1.7 ファームウェア、が使われていることです。そして、これらを使って 4種類のマイクロクアッドを自作して飛ばすまでを解説してあります。

これらのフライトコントローラは、現在市販されている組立済み(BNF)の、多くのマイクロクアッドレーサーで使用されています。SP RACING F3 EVO Brushed は、今でも人気の Eachine Tiny QX90Tiny QX95、そして最新型タイニーフープの KINGKONG TINY6 等のブラシモーター・マイクロクアッドに使われています。また、SP Racing F3 は現役バリバリの、Eachine Lizard95Kingkong FLY EGGKingkong 90GT 等の有名ブラシレスモーター・マイクロクアッドに使われています。

これら BNF クアッドのフライトコントローラのファームウェアは、CleanFlight か BetaFlight です。ということは、自作派だけでなく、完成機を購入する人たちにとっても、設定や修理や改造の時に「使える本」だということです。そういう意味で、この本のタイトルは適切とは言いがたく、もう一工夫あっても良いと思います。(^_^)


では、ちょっと長くなりますが、第2版の全目次を以下に転載します。(^_^)

第0章 ドローンはなぜ飛ぶ?

0-1 ドローンについて説明する前に…
・ そもそも飛行機はなぜ飛ぶ?
・ ヘリコプターはなぜ飛ぶ?
・ 飛行機はどうやって方向を変えている?
・ ヘリコプターはどうやって方向を変えている?

0-2 じゃあドローンって何なの?
・ クワッドコプターの前後左右ってどうなる?
・ クワッド+とクワッドXの前後左右の違い


第1章 はじめてのドローン 実際の機体を見てみよう

1-1 ドローンってどんなもの?
・ よ~く見てみよう

1-2 機体の各部品を見ていこう
・各部品を見ていこう
・なぜ、プロペラは2色なの?
・機体の中央にあるものはなに?
・モーターは4つ必要!
・モーターを制御するものはなに?
・ラジコンとして制御する受信機
・燃料としてバッテリーが必要

1-3 マルチコプターはどう制御される?
・マルチコプターの動力とその制御は?
・マルチコプターの制御技術
・じゃあどう操作したらいいの!?
・加速度センサーで飛ばしやすくなった!
・ドローンって落ちないの?
・ドローンにおける各種センサーの役割
・電波が途切れるなどのトラブル対策は? フェイルセーフ


第2章 ドローンに使われる部品はコレ!

2-1 基本として必要となるもの
・ 欠かせない2つのもの
・ 送受信機(プロポ)
・ まとめ
・ バッテリー充電器
・ ローター(プロペラ)・バランサー
・ その他に必要なもの
・ パソコン、USBケーブル

2-2 機体側で使われる部品
 1) フレーム
 2) モーター
 3) ESC(Electronic Speed Controller)
 4) プロペラ
 5) プロペラアダプター
 6) バッテリー
 7) PDB
 8) フライトコントローラー
・ ドローンの部品はどこで買う?

2-3 ドローンのためのラジコン基礎知識
・ 受信機とサーボモーター
・ ESCのキャリブレーション
・ サーボリバース
・ エンドポイント
・ デュアルレート(D/R,DR)
・ ミキシング

2-4 フライトコントローラーの使用方法
・ フライトコントローラーの接続
・ MultiWii
・ LibrePilot

2-5 Cleanflight/Betaflightを使ってみよう
・ Cleanflight/Betaflight
 1) フライトコントローラー(ハードウェア)
 2) 受信機との接続
 3) ファームウェアのアップデート
 4)ESCの接続
 5)Betaflightの設定
・ ESCのキャリブレーション

2-6 モーターの回転方向の確認
・ モーターの回転方向の変更


第3章 基本的なクワッド機を作ってみる Dart 230 FPV Drone w/ Integrated PCB and LED's (Kit)/Diatone Blade 180 Class Micro Drone Frame Kit

3-1 使用する材料
 1)フレーム
 2)フライトコントローラー
 3)モーター
 4)ESC(Electronic Speed Controller)
 5)プロペラ
 6)バッテリー

3-2 機体を組み立てる
 1)PDBの組み立てとフレームの組み立て
 2)ESCの取り付け
 3)フレームを組み立てる
 4)モーターの取り付け
 5)モーターを配線する
 6)BECを配線する
 7)フライトコントローラーを搭載する
 8)受信機を接続する
・ バッテリーの搭載とちょっとした工夫
・ 機体の設定
・ アップグレードする
・ GPSも付けてみる
・ 使用した材料のまとめ
・ カメラは付けられる?

3-3 チャレンジ200g  重量制限をどうするか
・ まずは機体の紹介
・ 考え方
・ ちょっとした小細工
・ ユニークな部品


第4章 室内用の超小型クワッド機を作ってみる

4-1 室内用の小型機を作ってみよう
・ Quanum WISP 110
・ フレーム
・ フライトコントローラー
・ モーター
・ プロペラ
・ 受信機
・ フレーム

4-2 機体の組み立て
 1)フライトコントローラーに付属のバッテリー接続用のコネクタをハンダ付け
 2)フレームの組み立て
 3)モーターの取り付け
 4)フライトコントローラーの取り付けとモーターの接続
 5)受信機との接続

4-3 設定
・ 機体をまとめて少し考察する

4-4 さらなる超小型機を作ってみよう
・ RJX Hobby F3 EVO Brush PDB Flight Controller with Quadcopter Frame
・ 機体の組み立て
・ 設定


第5章 はじめてのフライト

5-1 スティックモードを理解しておく
・ プロポのスティクモードの確認
・ アーミング
・ プリフライトチェック
・ まずはアーム/ディスアームを練習する

5-2 浮かせてみよう
・ ホバリングをマスターしよう
・ 症状:機体がまっすぐ上に上昇しようとせず極端に傾く場合
・ 症状:機体がどれかひとつのプロペラだけ置いて浮こうとする
・ 症状:浮きはするものの前後左右への移動がかなり大きい
・ 症状:機体が移動しようとする
・ スティック操作の注意点
・ 症状:挙動がおかしい場合 プロポの操作と機体が逆に動く!

5-3 飛ばしてみよう!
・ ホバリングのその先
・ 機体をよりよい状態にしよう?トリムを調整する
・ 落とす/ぶつけた場合は?
・ その他の操縦方法
・ 資料


1 困ったときには?
・ フライトモードについて
・ 機体の制御モードって?
・ フライトコントローラーには何がお勧めですか?
・ プロペラがまったく回りません
・ プロペラがひとつだけ回らなくなりました
・ プロペラがすぐ折れます
・ 気付くとネジがなくなっているのですが……
・ 改正航空法について教えてください
・ どうやっても機体がまったく浮きません
・ 浮かそうとすると機体が裏返ってしまいます
・ 離陸時には機体が右へ移動しようとするのですがホバリング中には左に移動しようとします。どう調整すればよいのでしょうか?
・ 操縦しようと練習していたらコントロールできなくなりました
・ 離陸後の操作に関すること
・ 離陸してから機体を制御しようとしたのですがまったくうまくいきません
・ 機体が傾いて離陸しようとします
・ 機体が傾いた場合にはどう制御すればいい??PID制御について
・ 室内で練習しているのですが、すぐに天井にぶつかります
・ 練習を繰り返しているのですが浮いてすぐに降りてしまいます
・ 墜落させたらどうするべきですか?
・ 着陸させようとしてスロットルを下げても地面付近で浮いてしまいます

2 3Dモデルのダウンロード


いかがでしょう? ラジコンの経験者なら、目次を見ただけで、この本がタダモノでないことがご理解できると思います。果たしてこれだけの内容を、一冊の本で完璧に伝えることができるのでしょうか? 私にはある意味、無謀な試みのようにも感じられ、読む前は少し不安を覚えました。

でも、読んでみて驚きました。この著者の知識と経験は尋常ではなく、重要ポイントはほとんど網羅されているようです。ただし、この本には目次を読んだだけではわからない、いくつかの前提条件があります。

1. 送信機はモード2 の Futaba T10J を使用

2. 受信機は Futaba 互換の OrangeRX SF400S を S.BUS 接続で使用

3. 無線プロトコルは Futaba S-FHSS

4. フライトコントローラの設定にはパソコンが必要だが、パソコンのない人や使ったことのない人には理解しにくい点がある

5. スマホで使える Cleanflight / Betaflight の設定ソフトウェアの説明がない

6. Cleanflight / Betaflight 設定の説明が少し足りない。たとえば、Min_Check、Min_command、Min_throttle、Stick inputs の設定や CLI(Command Line Interface)の説明など。PID 設定も、もう少し詳しい説明が欲しいところ。

7. FPV や空撮に関する説明がほとんどない(無くても問題なし)

8. ハンダ付けビギナーは、別途ハンダ付け方法の学習が必要(むずかしくはない)


ビギナーは Futaba S-FHSS 送受信機を使った方が良いと思います。Futaba 送信機のマニュアルも合わせて読む必要があります。Futaba 以外の送受信機の説明はありません。また、あまりにも内容が広範囲なので細部の説明に不足する部分があります。写真がわかりにくい部分もあります。

しかしそれは大した問題ではありません。わからないところはインターネットで検索して下さい。たいていの答えは見つかるはずです。この本の良いところは、幹が太くてしっかりしていること、大切な点を網羅していることです。




Amazon での発売は 2017年6月17日のようですから、発売からまだ 3ヶ月しか経っていません。しかし、ドローンの世界は日進月歩なので、私はこの本の賞味期限は今年の12月末頃までだと思っています。

どうせ買うなら、今すぐ買うべきです。この本は、今が旬です!





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