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RCFan 1月号 は相変わらずのダメダメ雑誌だった。

12月30日に地元の大きな書店に行きました。雑誌の棚に「RCFan 1月号」が 2冊ありました。12月4日に発売されたラジコン雑誌が、まだ残っているんですから、雑誌不況はやはり深刻そうです。

超久しぶりに手にとってみて本当に驚きました。これじゃあ、売れ残るはずです。
下は自遊舎のウェブページ(http://jiyusha-web.com/2018janissue)からのコピーです。


171231_1 RCFan 1月号


何に驚いたかと言うと 1月号の特集記事です。RCFan と言えば、泣く子も黙る「ラジコンコプターのビギナー向けの雑誌」です。それがあろうことか、エンジンヘリの大特集です???

【特集】
電動ヘリ&エンジンヘリセッティング&フライトガイド
グローエンジンのここが知りたい!



もともと、ラジコン商品カタログのような雑誌なので、いろいろな「しがらみ」や経営上の理由があるのかもしれませんが・・・。それにしても、このタイミングで「グローエンジン」はないでしょう。ビギナーの読者が求めている情報は、他にもっといっぱいあるはずです。

私は RCFan の編集者が何を狙っているのかわかりません。ビギナー相手なのか?、それともの昔からのファンだけを相手にするつもりなのか? RCFan はいったいどこへ向かおうとしているのでしょうか?


ちょうど良い機会なので、現在の空モノラジコン、特にコプターの市場がどうなっているのかを再確認しておきましょう。いつものように RC Groups のスレッドから推定します。

RC Groups(https://www.rcgroups.com/forums/index.php)のコプター関連には、Aircraft - Electric - Multirotor Drones(電動マルチローター・ドローン)、Aircraft - Electric - Helis(電動ヘリ)、Aircraft - Fuel - Helis(エンジンヘリ) の 3つのカテゴリがあります。私は 12月30日の午後 8時35分~40分にかけて調べました。

まず、エンジンヘリから見ていきましょう。

171231_2 RC Groups


サブカテゴリは 3つあります。各サブカテゴリの Threads はスレッド(トピック)の数、Posts は投稿記事の数、Viewing はウェブを閲覧している人の数です。
今回は Viewing に注目します。何人いますか? 6+1+7=14、この時点で 14名ですね。


電動ヘリはどうでしょうか?

171231_3 RC Groups


サブカテゴリは 7つです。Threads、Posts の数はご覧のとおり。Viewing は何人でしょう? 44+9+40+2+9+94+26=224 です。エンジンヘリの 14名と較べると、かなり多いですね。

エンジンヘリ:電動ヘリ= 14: 224 = 1: 16

電動ヘリの投稿を読んでいた人は、エンジンヘリの 16倍ということです。ラジコンヘリ・ユーザーの関心は、完全に電動ヘリに移っていると言ってよいでしょう。


ついでに、電動マルチローター・ドローンも見てみます。

171231_4 RC Groups


サブカテゴリは 8つです。Threads、Posts の数は、ヘリコプターと比べるに及びません。Viewing は 481+87+229+295+28+371+56+4=1551 です。多いですね~。ヘリコプター(エンジンヘリと電動ヘリの合計)は 238名でした。

ヘリコプター:電動マルチローター・ドローン= 238: 1551 = 1: 6.5

ドローンはヘリコプターの 6.5倍注目されています。つまり、今のコプター市場をユーザーの関心度から推定すると、市場の 87% がドローンで、ヘリコプターはわずか 13% ということになります。

ざっくり言えば、今のホビーコプター市場の 9割はドローンが占めています。


「ラジコンコプターのビギナー向けの雑誌」の、新年号の大特集が「電動ヘリ&エンジンヘリセッティング&フライトガイド、グローエンジンのここが知りたい!」というのは、激しく市場とのバランスを欠いていると思いませんか?

RCFan は、今のコプターホビー市場とユーザーを完全に無視しています。いったい何のために? あるいは、日本のコプター市場が、世界と大きくズレているのでしょうか? どうしてこれほどまでにズレたのでしょうか?

ガラパゴス・ジャパン!

どちらにせよ、もう笑うしかありません。 やれやれ・・・。






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No title

この手の雑誌の購入層は、ネットが使えない世代でしょう
FPVレースする層がこのような雑誌は購入するとは思えません
ラジコンクラブと呼ばれるグループでは今でもグローが主流だったりします

No title

連投すみません
海外では、いまだにゴム動力フリーフライトやコントロールラインの専門誌が発刊されてたりします
RCバルサキットやFFのキットを発売している会社は日本では壊滅状態ですが
海外ではまだまだ頑張っているところがたくさんあり、羨ましいです
日本のラジコン雑誌も末永く頑張ってほしいと個人的には思います(私は読みませんがw)
FFの大会の動画を貼っておきます
優雅ですねー
https://www.youtube.com/watch?v=fbH_7v6JlOw
https://www.youtube.com/watch?v=ALsir0ySf1c

Re: No title

MOさん、お久しぶりです。

ゴム動力機、特に羽ばたき飛行機は私も好きです。昨日も幼児と紙飛行機を作って飛ばして遊んでいました。なかなかむずかしいです。ですから、そういう専門誌はぜひ日本でも出して欲しいですね。たまに紙飛行機の本は見かけます。

ホビーの分野はどんどん細分化されていますから、RC Fan のようなビギナー向け雑誌が、テーマの選択に困るのはよくわかりますが、グローエンジンは明らかにビギナーの趣味ではないと思います。ビギナー向けなら、トイ飛行機、トイヘリやトイクアッドがメインにならざるを得ないと思います。都市部では航空法の制約もありますし。

自動車だって、これからは電動の時代だと言われているのに、いまさらビギナーに古いエンジン機を与える意味はないと思います。日本のラジコンホビーのためにも、ビギナーを変な方向に誘導しないで欲しいと思います。特集記事の中でインタビューを受けている方の回答も、まさに苦し紛れとしか言いようがありません。編集者は必死にエンジンヘリの方へ誘導しようとしていますが、まさに血迷っているとしか思えません。

あまりにも驚いたので、条件反射的に変な記事を書いてしまいました。エンジンヘリのファンの方が気分を悪くされたなら、お詫び申し上げます。

私のブログの最近のテーマである、マイクロサイズのレーシングドローンだって、きわめて狭いジャンルのホビーであることは承知しています。ユーザーが少なすぎて、マイクロサイズのレーシングドローンをテーマにした雑誌を発刊するのは不可能でしょう。ましてや、エンジンヘリは・・・。ビギナーは読まないでしょう。

Re: No title

MOさん、リンクされたビデオを拝見しました。

フリーフライト機は面白いですね~。

飛ばす場所が近くにあれば、ぜひやってみたいと思いました。

昔、ゴム動力のスケール機を作って遊んだことがあるので、それを思い出しました。(^_^)
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